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12/21 (Tue) & 12/23 (Thu): “PLAY” Fair at flotsambooks, Tokyo

フランス人写真家、フィリップ・ジャリジョンのキャリア15年目にして初となる作品集『PLAY』の入荷に合わせ、12月21日(火)と23日(木)の二日間、東京都の書店「flotsambooks」で先行販売フェアを開催いたします。

“PLAY” Fair at flotsambooks
会期:12月21日(火)、23日(木)
会場:flotsambooks
住所:〒168-0063 東京都杉並区和泉1丁目10-7
営業時間:14:00 - 20:00
www.flotsambooks.com
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【11/3 (wed) | 11/4 (thu) | 11/7 (sun)】Culture Day Sample Sale 2021

11月3日(水祝)より、3日間のサンプルセールイベントを店頭で開催いたします。

「Culture Day Sample Sale」は、毎年文化の日に合わせて、作品集に興味を持ち始めたばかりの方や顧客さまに向けて開催しているイベントです。会期中は、閲覧用に使用してきた作品集や輸送時のダメージが生じた作品集をお得にお買い求めいただけます。

先日まで店頭で、そして3日までオンラインで開催しているアグライア・コンラッドのアーカイブ展の作品集のデータを作成しているに、ハッとさせられた文章がありました。1997年に開催されたグループ展、「Groene Pasen」より、ベルギー人キュレーター/批評家のバート・カシマン(Bart Cassiman)のステイトメントです。

「映像のメディア化によって、私たちの視聴行動が大きく変化していることは言うまでもない。ビデオ、(衛星)テレビ、CD-ROM、インターネットなどの新しいメディアや技術は、私たちの視聴習慣を大きく変え、影響を与えている。これらのメディアの速さは、視聴者を受動的な直接の対象に還元することができる。求められる視聴と、表裏一体となって必要とされる集中力、反射性、忍耐力、遅さは、新しいメディアに適した時間の認識とは、しばしば正反対のものだ。- 芸術作品を理解するのには時間がかかる。その時間を惜しまないからこそ、視覚的な刺激を超えた何かが生まれるのではないか。小説や詩がその性質や特徴によって読むペースが決まるように、芸術作品を見る側も、作品によって見る時間や考える時間が決まることを自覚しなければならない。完全であろうとなかろうと、同一視によって作品を把握し理解するという、いつの時代にもあった見方が、消費に直結する20世紀後半の社会では定着しつつある。- 私たちの生き方は急いでいる。そして、急ぐことは芸術の敵である。結局のところ、芸術作品の真実は、電車の時刻表の真実とは根本的に異なるのだ。どのような重要性やレベルのアート作品であっても、直接アクセスできるものではない(ただし、一瞬にして意味を生み出すことができるアート作品もあることは否定しない)。アーティストと同様に、鑑賞者も作業をしなければならない。そして、作業には時間がかかる。- 展覧会はテレビ番組ではない。- アートに反応するということは、まず自分を捨てて、新しいものが生まれてくる領域へのアクセスを求めることである。この必要な態度は、結果として、ある種の態度、開かれた心、そして何よりも多くの時間を必要とするからだ。そうして初めて、アートは私たちの現実、物事、世界に対する見方を変えることができるのである。そうして初めて、アートは、日常生活の埃や重荷の下にある自分自身の次元にアクセスするための扉を開くことができるのだ。そのとき初めて、アートはゆっくりとした注意を払うものだということが明らかになるのである。」

ここで語られているメディアは一昔前のものですが、その本質は現在も全く変わっていないと感じました。

私たちはスマートフォンやSNSを介して常に情報に接続されています。しかし、そこで流れる大量の情報を私たちはどれだけ消化できているのでしょうか。IACKでも作品集をSNSやブログで紹介していますが、画面から伝わるのは作品の魅力のほんの一部分です。

可能であれば、ネットでも店頭でも立ち読みだけでなく、気になったものはご自宅でゆっくりとお楽しみください。プライベートな空間で、自分のペースで作品を鑑賞することで見えるものがたくさんあるからです。そもそも作品集は本ですから、一部を切り取った写真を見たりやまとめた記事を読むのではなく、最初から最後まで全体を「読む」ことで本来の魅力を味わうことができます。

当日はアポイント不要でご来場いただけますので、どうぞお立ち寄りくださいませ。

Culture Day Sample Sale 2021
会期:11/3 (水祝)、11/4 (木)、11/7 (日) *土曜日は臨時休業
営業時間:12:00-19:00
会場:IACK
石川県金沢市高岡町18-3

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【まもなく終了】Research – Progress – Practice #3 Aglaia Konrad Archives

およそ一ヶ月にわたり開催して参りました「Research – Progress – Practice #3 Aglaia Konrad Archives」も、いよいよ今週日曜日で閉幕となります。

活動初期から現在に至るまで、コンラッド氏の作品にはテーマの一貫性はあるものの、アウトプットの仕方=表現方法は常に進化を続けています。そのため、ひとつの作品を鑑賞して抱いた印象が、別の作品を見ると覆されてしまうこともあるでしょう。

今回の展覧会は、コンラッド氏が作品制作として取り組んできたアーティストブックを中心に、映像作品、そしてエディション作品の3つの柱で構成されています。加えて歴代の展覧会図録や掲載書籍などを揃えることで、より立体的に作家像を捉えることが可能です。

同町内「Keijiban」でのインスタレーションでは、作家の制作プロセスがより視覚的に表現されており、IACKで展示されているエディション作品と合わせてご覧いただくことで一層お楽しみいただけます。こちらは今週木曜日までの開催となりますのでご注意ください。

未見の方は勿論、2度目3度目のご来場も大歓迎ですので、是非この機会にコンラッド氏の作品世界に没入してみてください。

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Research – Progress – Practice #3
Aglaia Konrad Archives
会期:2021年9月18日(土)- 10月17日(日)*予約制
会場:IACK
来場予約:https://airrsv.net/iack/calendar?schdlId=s000037B9E
詳細:https://www.iack.online/pages/aglaiakonrad-archives

*サテライト展
アグライア・コンラッド
会期:9月15日(水)- 10月14日(木)
会場:keijiban
〒920-0864 石川県金沢市高岡町18-13
www.keijiban.online/jp

アグライア・コンラッド/Aglaia Konrad
1960年オーストリア・ザルツブルク生まれ、現在ベルギー・ブリュッセルを拠点に活動。コンラッドは1970年代以降、急速に進行する世界の都市化の過程を記録した独自の写真/映像表現を発展させてきた。そのアーカイブには様々な都市のインフラや住宅建築の膨大なイメージが収められており、社会と空間の関係に独自の光を当てる無限の宝庫となっている。これまでに第10回ドクメンタを始めとした国際的芸術祭や世界各国の美術館で展示を行い、1997年にウィーンのオットー・マウアー賞、2003年にグラーツ・カメラ賞、2007年にディートリヒ・オペンベルク財団によるアルベール=レンガー=パツェル賞、2011年にはフェルナン・ボーダン賞を受賞。2021年にオランダのRoma Publicationsより出版された最新刊『Japan Works』では、日本の都市を巡り撮影したシリーズを発表した。
www.aglaiakonrad.com
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開催中「Research – Progress – Practice #3 Aglaia Konrad Archives」

開催中の展覧会、「Research – Progress – Practice #3 Aglaia Konrad Archives」もいよいよ折り返しです。

当展示は今日までに制作された作家のアーティストブックを中心に、展覧会カタログや関連書籍、映像作品、keijibanにより制作されたマルチプル作品が並ぶ充実の内容となっております。

建築を中心に撮影しているということもあり、専門的な分野と捉えて身構えてしまったり、自分の興味の範疇とはずれていると考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、コンラッド氏の作品はいわゆる「建築写真」でも「ドキュメンタリー写真でも」なく、社会的背景を反映しつつ独自の表現文脈を築き上げたとてもユニークかつ枠に収まらない魅力を持っています。

作家の名前を知らない方でも、オープンな気持ちを持ってその表現に向かい合うことで、美術館で大回顧展を見るかのように、作家のキャリアを存分に振り返りながら作品をご堪能いただくことができる構成となっております。

会期終盤は混み合うことが予想されますので、ご都合のよろしいタイミングを見計らってご来場くださいませ。

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Research – Progress – Practice #3
Aglaia Konrad Archives
会期:2021年9月18日(土)- 10月17日(日)*予約制
会場:IACK
営業日:水曜 - 日曜
来場予約:https://airrsv.net/iack/calendar?schdlId=s000037B9E
詳細:https://www.iack.online/pages/aglaiakonrad-archives

*サテライト展
アグライア・コンラッド
会期:9月15日(水)- 10月14日(木)
会場:keijiban @kei_ji_ban
〒920-0864 石川県金沢市高岡町18-13
www.keijiban.online/jp

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アグライア・コンラッド/Aglaia Konrad
1960年オーストリア・ザルツブルク生まれ、現在ベルギー・ブリュッセルを拠点に活動。コンラッドは1970年代以降、急速に進行する世界の都市化の過程を記録した独自の写真/映像表現を発展させてきた。そのアーカイブには様々な都市のインフラや住宅建築の膨大なイメージが収められており、社会と空間の関係に独自の光を当てる無限の宝庫となっている。これまでに第10回ドクメンタを始めとした国際的芸術祭や世界各国の美術館で展示を行い、1997年にウィーンのオットー・マウアー賞、2003年にグラーツ・カメラ賞、2007年にディートリヒ・オペンベルク財団によるアルベール=レンガー=パツェル賞、2011年にはフェルナン・ボーダン賞を受賞。2021年にオランダのRoma Publicationsより出版された最新刊『Japan Works』では、日本の都市を巡り撮影したシリーズを発表した。
www.aglaiakonrad.com

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IACK x fountain 2 fountain Postcard Set

今週末より、fountain 2 fountainによる最新Mixをフィーチャーしたポストカードセットを店頭で販売いたします。

「fountain 2 fountain」はアーティストのSuzuki Shosuke氏による、さまざまな空間に合わせたBGMを制作するプロジェクトです。IACKでは、2020年から店舗用に音源を提供していただいています。
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