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Feature: MOKSOP写真ハルキウ派美術館とボリス・ミハイロフ2024年5月25日(土)- 6月23日(日) この度IACKは、「写真ハルキウ派美術館(MOKSOP)」の特集を開催いたします。「写真ハルキウ派」とは、ソ連時代のウクライナの都市ハルキウで、当時禁じられていたヌードをはじめとした芸術写真を探求した、ボリス・ミハイロフを中心とした写真家たちの集団と、その後続世代たちを指します。ドイツのベッヒャー派などのスクール(学派)とは異なり、グループや個人でのワークショップを通してその手法や美学が探求/継承され、現在では50人弱のメンバーが名を連ねています。写真ハルキウ派美術館は、2018年にハルキウ派の写真家でありキュレーターのセルヒー・レヴェディンスキーにより設立されました。ウクライナと国際的な写真の保全、調査、発展を目指すハルキウ派の美術館として開館予定でしたが、2022年のロシア軍侵攻により施設の開館は白紙となり、収集されたハルキウ派の作品群はドイツのヴォルフスブルクにあるレベディンスキーの自宅の地下室に避難させられました。その後、作品はヴォルフスブルク美術館により一時的に保管されることになり、2023年10月13日から2024年1月7日まで、この重要なコレクションの一部が「ウクライナの夢みるひとたち 写真ハルキウ派」展として展示されました。当特集ではMOKSOPの出版物に加え、ハルキウ派の源流であるボリス・ミハイロフの作品集、そしてロシア文学者でありゲンロン代表の上田洋子による、写真家のボリス・ミハイロフとハルキウ派に関する論考を収録した「ゲンロン16号」を取り上げます。この機会にどうぞご高覧ください。*追記 2024年6月13日現在ウクライナと聞くと否応なしに戦争のイメージと結びついてしまいますが、当展は戦争をテーマにした展示ではございません。わざわざこう明言するのは、そのようなイメージのもとで人々や物事を一括りに捉えることは、すべてを政治的なものに書き換えてしまう暴力性を持つからです。そもそもウクライナといっても、戦地になっている場所もあれば、これまでと変わらない生活を送っている場所もあリます。どれだけ不安定であろうと、そこには常に非政治的な日々の営みがあるはずです。当展は、いかにハルキウの作家たちがしなやかに写真表現を探求してきたか、そして芸術や創作活動をはじめとした一見余剰に思えるものが有事の際にどのように機能するかを考察します。-Feature: MOKSOP会期:2024年5月25日(土)- 6月23日(日)|6月1日を除く土日祝と6月10日(月)、6月21日(金)の営業 *会期延長となりました。 2024年5月25日(土)、26日(日)、27日(月)、6月2日(日)営業時間:11:00-14:00/15:00-18:00会場:IACKオンラインでの特集はこちらwww.iack.online/collections/kharkiv-school-of-photography
The Eye is a Lonely Hunter: Images of Humankind
¥4,290
Publié en collaboration avec "L'œil est un chasseur solitaire : images de l'humanité", un festival de photos qui s'est tenu à Mannheim, Ludwigshafen et Heidelberg, en Allemagne, du 10 septembre au 11 novembre 2011, catalogue de l'exposition. L'exposition, organisée par Katerina Gregos et Solvej Helweg Ovesen, a présenté 56 artistes de 32 pays. Une...
¥2,530
批評誌「ゲンロン」の第16号。ロシア文学者でありゲンロン代表の上田洋子による、写真家のボリス・ミハイロフとハルキウ派に関する論考を収録。ハルキウ派を取り巻く歴史とその現状を伝える大変貴重な資料となりますので、是非作品集とセットでお読みください。-2023年11月に行われた東浩紀・上田洋子によるウクライナ取材レポート、加藤文元氏、川上量生氏、東による「理系と訂正可能性」についての鼎談、夏目房之介氏、大井昌和氏、さやわか氏によるマンガをめぐる鼎談、菊間晴子氏による大江健三郎論、新川帆立氏のエッセイなど豪華内容を収録。【目次】【小特集】ゲンロンが見たウクライナ[論考]東浩紀|ウクライナと新しい戦時下 上田洋子|戦争はどこに「写る」のか──ボリス・ミハイロフとハルキウ派[取材]上田洋子|「戦争が始まった朝はどうすればいいのかわからなかった」キーウ市民に聞く[インタビュー]イリヤ・フルジャノフスキー 聞き手=東浩紀+上田洋子|ユダヤとロシアのあいだで──バービン・ヤルの虐殺とソ連という地獄 ———————————— [座談会]夏目房之介+大井昌和+さやわか|マンガの奥義は現場にあり──ジャズ、八卦掌、戦後日本[エッセイ]大澤聡|ふたつの庭、あるいは碁[論考]菊間晴子|「見せ消ち」の生を歩む──書き直しの作家としての大江健三郎 須藤輝彦|あいまいなチェコの小説家──ミラン・クンデラのコンテクスト※再掲載[ゲンロンの目]新川帆立|エンタメ作家の背骨———————————— [座談会]加藤文元+川上量生+東浩紀|訂正する真理──数学、哲学、エンジニアリング———————————— [連載]ユク・ホイ|永遠平和とふたつの普遍的なものの概念 惑星的なものにかんする覚書 第3回 訳=伊勢康平[連載]イ・アレックス・テックァン 訳=鍵谷怜|レヴィ=ストロースとサイバネティックス 理論と冷戦 第6回[連載]石田英敬|1960年代の「想像力」 飛び魚と毒薬 第6回[連載]田中功起|内省と制度批判 制度を内側から変えること 11月30日から3月12日 日付のあるノート、もしくは日記のようなもの 第17回———————————— [コラム]山森みか|イスラエルの日常、ときどき非日常 #11 具体性を伴った共存に向けて[コラム]辻田真佐憲|国威発揚の回顧と展望 #6 「ゆるふわ」ポストも油断できない[コラム]福冨渉|タイ現代文学ノート #9 「革命」の憧憬———————————— [コラムマンガ]まつい|島暮らしのザラシ-Title: ゲンロン 16Artist: Variousゲンロン, 2024Softcover, perfect binding148 x 210 mm280 pagesText in JapaneseFirst editionISBN: 978-4-907188-54-2¥2,530 -
An Introduction To Bertien van Manen
写真家、ベルティアン・ファン・マネンが生まれるまで 『Archive』(MACK/2021年)水中に三脚を立てカメラを構えるファン・マネン氏。ベルティアン・ファン・マネンは、1935年にオランダのハーグに生まれ、旧オランダ炭鉱地帯東部の中心地であるヘールレンのカトリック学校で子ども時代を過ごした。その後、オランダのライデン大学でフランス文学とドイツ文学を学び、卒業後はふたりの幼い子どもを育てながら翻訳者として、ライデン大学のフランス語教師として、そしてモデルとして働き生計を立てていた。しかしある日、自宅で開催したパーティーでアシスタントに誘われたことをきっかけに、40歳にして当時のアムステルダムでは数少ない女性ファッション写真家として、レンズを向けられる立場からレンズを向ける立場に変わることを決意する。そして同年、スイス人写真家のロバート・フランクによるドキュメンタリー写真集の金字塔『The Americans』(1958年刊)に大きな衝撃を受け、ドキュメンタリー写真家に転向する。その熱狂ぶりは、当時鉄のカーテンの向こう側にあったブダペストに赴き撮影された1975年のシリーズ、『I Will Be Wolf』(2017年刊)に見ることができる。このシリーズでは、グローバリゼーションが浸透する前のハンガリーの姿が、フランクの影響を強く感じさせる距離感とモノクロフィルムで撮影されている。『I Will Be Wolf』(MACK/2017年)カメラの小型化と写真の本質への肉薄に伴い後年は目立たないが、初期モノクローム作品からはファン・マネンの写真家としての卓越した技術とセンスが感じられる。この時点では構図への強い意識も伺える。しかし、母親として子育てをしながら、家庭生活だけでなく自分自身の可能性も試したい気持ちを抱いていたファン・マネンが写真作家として成功するには、強い意志と粘り強い勇気が必要だった。家族や肉親を撮影したり、自身のルーツである炭鉱村の写真を撮り溜めたり、当時全盛を迎えていたウーマン・リブの流れにあたるソーシャル・ドキュメンタリー写真の撮影を行うが、ファン・マネンの代名詞とも言える作風が確立され、国際的な評価を得るのは1994年になってからのことだった。『Easter and Oak Trees』(MACK/2013年)当時シリーズとして発表されることはなかったが、70年代には自身の家族を題材に写真を撮影。被写体として登場する息子の一声で写真の存在を思い出し、後年出版に至る。 『I Am The Only Woman There』(Fw:books/2024年)オランダで働く移民労働者の妻や移民女性労働者たちを撮影したシリーズ『ゲストとしての女性たち(Vrouwen te Gast)』は、1979年にオランダのフェミニスト出版社「Sara」からファン・マネン初の写真集として出版された。2024年にはオランダ人グラフィックデザイナーのハンス・グレメンが主催する独立系出版社「Fw: Books」の手により、新作として再編集された。 『Gluckauf』(Fw:Books/2023年)ファン・マネンは1985年から2013年にかけて、イギリス、チェコ、アメリカ、そしてロシアの炭鉱街を繰り返し訪れた。炭鉱街に育ったファン・マネンにとって、そこに暮らす家族やコミュニティは単なる被写体以上に、心安らぐ場所であった。それらの写真は、2冊の写真集、『Moonshine』(MACK/2014年)と『Gluckauf』にまとめられている。 ポストソビエトへの旅と『A Hundred Summers, A Hundred Winters』の成功 1991年から1994年にかけて撮影された『A Hundred Summers, A Hundred Winters』(1994年刊)は、ソ連崩壊後のモスクワやサンクトペテルブルク、オデッサ、トムスク、シベリア、カザフスタン、ウズベキスタン、モルダビア、グルジアなどで撮影された最初期のドキュメンタリー写真である。ファン・マネンは、最も早くそれらの国に入った写真家のひとりだった。時間をかけてロシア語を学びながら、ファン・マネンは現地で出会った人々や親しくなった人々を撮影し、当時謎に包まれていた国々の暮らしと豊かさを伝えた。人々と交流を行いながら長期間にわたり撮影を行うスタイルと、親密さの背景に社会を描き出すドキュメンタリーの手法はこの時点で完成されたと言える。国外から来た写真家たちが絵に描いたような悲惨さを掬い上げた写真ばかり撮影していたこともあり、ウクライナを代表する写真家のボリス・ミハイロフは当初作品に対して懐疑的な態度を見せた。しかし、彼女が見せかけではない姿を捉えようとしていることにすぐ気がつき、賞賛の言葉を送った。『A Hundred Summers, A Hundred Winters(De Verbeelding/1994年)』公式上のファーストブックであり、代表作。ファン・マネンはステレオタイプに回収されない、個々人の生活から社会を描き出そうと試みた。コミュニティに自然に溶け込むために自動撮影のコンパクトカメラが使用されている。同時代のウクライナを内部の視点から撮影した写真に関しては、ミハイロフやハルキウ派の作品で見ることができる。 『Let's Sit Down Before We Go』(MACK/2011年)『A Hundred Summers, A Hundred...
PRESEN TATION – VOL.3Between Branches by FOC, NN and IACK23 February, 2026Info Local (Art) Book Market10 January, 2026Info OpacitiesLine Bøhmer Løkken & Marte Aas6 - 28 December, 2025Info それから ─ アーティストブックと変容の詩学Yukihito Kono30 April - 31 May, 2025Info Feature: Roma Publications and Mark Mandersローマ・パブリケーションズとマーク・マンダース13 - 29 December,...
The Wedding by Boris Mikhailov
¥15,800
ウクライナ人写真家、ボリス・ミハイロフによる作品集。1938年にウクライナのハルキウに生まれたミハイロフは、工業大学で電気工学を学び、エンジニアとして働いていた。1960年代になると独学で写真を学び始め、現在ではポスト・ソビエト社会の日常をとらえた最も重要な写真家の一人として認知されている。ミハイロフは貧困、そして社会的支援やケアなしにロシアの新経済体制の片隅で暮らすホームレスたちを冷徹かつ冷酷に描写するが、このシリーズでは、2人のホームレスの擬似結婚式を彼らの身の回りの世界を舞台に行い、その様子を撮影。ミハイロフの写真では、このように被写体たちと共犯関係を結んだ喜劇的表現がしばしば行われ、その底抜けの明るさはこの悲劇的な生活の不条理さをさらに際立たせている。古典的なウェディングアルバムを模した装丁。初版1000部限定。-Title: The WeddingArtist: Boris MikhailovMÖREL, 2010Hardcover, case binding242 x 247 x 12 mm58 pagesText in EnglishLimited edition of 1,000 copiesISBN: 978-1907071195¥15,800 -Condition: Good/経年並。カバーヤケ、小汚れ
Crimean Snobbism by Boris Mikhailov
¥4,400
ウクライナ人写真家、ボリス・ミハイロフによる作品集。 ボリス・ミハイロフはエンジニアとして働きながら、1965年に趣味として写真の撮影を始める。本書は、1982年にクリミア半島で過ごしたひと夏に撮影した写真を収録。決して自由ではなかったはずの時代だが、写真に登場する妻のヴィタや友人たちはだれよりも自由を謳歌しているようにも見え、ステレオタイプとは異なる当時のウクライナの姿を伝えている。2007年に日本の「Rat Hole Gallery」で開催されたミハイロフの個展にあわせて刊行された。 - Title: Crimean SnobbismArtist: Boris MikhailovRat Hole Gallery, 2007Softcover, perfect binding182 x 257 pages100 pagesFirst edition¥4,400 -
Unfinished Dissertation by Boris Mikhailov
¥0
ウクライナ人写真家、ボリス・ミハイロフによる作品集。 旧ソ連体制化時代の1984年から1985年にかけて、ボリス・ミハイロフは『Unfinished Dissertation(未完の論文)』に取り組んでいた。ミハイロフはページにハルキウでの日常生活の写真を糊付けし、ページの余白には断片的な思考や日記的な観察、読んだ本からの引用を書き留めた。それらはソビエト社会、芸術、写真に関する、時に辛辣で、時に哀愁を帯びた考察であった。彼のノートは写真と対照的で刺激的であり、単調で平凡な人生であっても、人間の心とその弾力的な遊び心は、常に個人の最後の拠り所となることを感じさせる。批評的思考、物語の断片、ウィットに富み、切なく、謎めいたイメージの連なりは、来るべき「アーティスト・ブック」の可能性を開拓していた。 - Title: Unfinished DissertationArtist: Boris MikhailovScalo, 1998Hardcover with dust jacket295 x 240 mm220 pagesText in EnglishISBN: 3-931141-97-7
¥15,400
ウクライナ人写真家、ボリス・ミハイロフによる写真集。 1986年、ミハイロフは父の生まれ故郷であるウクライナ南部を訪れた。そこには湖があり、近隣の工場からは未処理の排水が流れ込んでいたが、この水には癒しの力があると信じられていた。湖岸には一年を通して家族連れが集まり、水泳を楽しむ人々の姿が見られる。その光景は、かつてロシアの上流階級が憧れた「バーデン・バーデン」*を想起させる。本書は、ロシア製の紙と製本材料を用い、作者自身によってブックデザインが施されている。 *バーデン・バーデン|ドイツ・シュヴァルツヴァルト北部に位置するヨーロッパ有数の温泉地。ローマ時代の浴場跡が現存し、19世紀にはロシアのエリート層の間で特に人気のあったリゾート。 - Title: Salt LakeArtist: Boris MikhailovPublisher: Steidl, 2002Format: Hardcover, case bindingSize: 305 x 400 mmPages: 80Language: EnglishEdition: First editionISBN: 978-3-88243-815-4Price: ¥15,400
Case History by Boris Mikhailov
¥38,500
Une collection d'œuvres du photographe ukrainien Boris Mikhailov. Depuis plus de 30 ans, Mikhailov travaille sur des documentaires sur le peuple et la société vivant en Ukraine sous l'Union soviétique et après l'effondrement de l'Union. Ces sans-abri et orphelins, que l'on peut qualifier de victimes de la société, sont parfois assez...
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