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Votre recherche pour "ナイジェル・シャフラン" a généré les résultats suivants:

(Signed) Teenage Precinct Shoppers

¥73,700

Publié en 2004, le sixième recueil d'œuvres de Nigel Shafran. Ce livre a été publié pour la première fois dans i-D en 1990, et les deux auteurs ont eu un impact majeur sur les photographes basés à Londres au début des années 90 avec leur approche sans fioritures du portrait...


Flowers for  ______ by Nigel Shafran

¥49,500

Auto-publié en 2008, le quatrième livre de Nigel Shafran. Ce livre, qui a été produit pour sa femme et son fils dans la suite de "Ruthbook" , s'ouvre sur une page semblable à un livret contenant des photographies de fleurs, comme le titre l'indique. Une page imprimée avec une brillance...


asia issue 01 (Cover by Ece Gökalp)

¥6,600

アジアをテーマにしたフランスの写真誌「asia」の創刊号。 本誌は、アジアという広大で多様な大地を舞台に、そこに生きる人々の視点と、旅人や移住者のまなざしを交差させながら、アジアのイメージを多層的に描き出すことを目指し、年に一度刊行される。 創刊号には、世界各地で活躍する10名の写真家が参加。マーティン・パーは30年以上にわたるインド滞在を通して、日常と祝祭が入り混じる風景をユーモラスに捉え、ジョンジン・リーは韓国・済州島の自然を墨のようなトーンで描写する。ファラ・アル・カシミはドバイの巨大ショッピングモール「Dragon Mart」を舞台に、グローバリゼーションと消費社会を軽やかに表現。アレック・ソスは北海道を舞台に、言語がうまく通じない女性との7日間の旅を記録した未発表作品を32ページにわたって再構成し、ナイジェル・シャフランは香港と深圳の何気ない日常を淡々と写し出す。シャオペン・ユアンは、アジア社会における男性像を再演するユーモラスな演出を通して現代性を問いかけている。 さらに、バングラデシュのサーカー・プロティックは、発展と痛みのはざまで変化するベンガル地方を長期的に記録し、パリを拠点とするリュウ・イカは、内モンゴルを舞台に母と子の記憶をめぐる幻想的なイメージを重ねる。トルコのエジェ・ギョカルプは、採掘によって変容するラトモス山地をリサーチし、忘れられつつある自然と文明の関係を問い直す。そして金沢の写真家・河野幸人は、自身の書店兼ギャラリー「IACK」の日常を撮影し、本号の最後を飾っている。 編集長・発行人を上岡巧、アートディレクションとデザインをリ・モハンが担当。アジア各地で撮影された写真のみで構成される本誌は、号を重ねるごとに多様なアジアのイメージを蓄積し、視覚的アーカイブとしての価値を育んでいくことを目指している。 IACKでは、本誌の舞台のひとつとして登場する縁から、表紙にポストカードが付属する特別版を販売。エジェ・ギョカルプによるカバー。 - Title: asia issue 01Artist: Martin Parr / Jungjin Lee / Farah Al Qasimi / Alec Soth / Nigel Shafran / Xiaopeng Yuan / Sarker Protick / Ryu Ika / Ece Gökalp / Yukihito KonoPublisher: asia publication, 2025Editor: Ko UeokaArt direction / design:...


asia issue 01 (Cover by Alec Soth)

¥6,600

アジアをテーマにしたフランスの写真誌「asia」の創刊号。 本誌は、アジアという広大で多様な大地を舞台に、そこに生きる人々の視点と、旅人や移住者のまなざしを交差させながら、アジアのイメージを多層的に描き出すことを目指し、年に一度刊行される。 創刊号には、世界各地で活躍する10名の写真家が参加。マーティン・パーは30年以上にわたるインド滞在を通して、日常と祝祭が入り混じる風景をユーモラスに捉え、ジョンジン・リーは韓国・済州島の自然を墨のようなトーンで描写する。ファラ・アル・カシミはドバイの巨大ショッピングモール「Dragon Mart」を舞台に、グローバリゼーションと消費社会を軽やかに表現。アレック・ソスは北海道を舞台に、言語がうまく通じない女性との7日間の旅を記録した未発表作品を32ページにわたり再構成し、ナイジェル・シャフランは香港と深圳の何気ない日常を淡々と写し出す。シャオペン・ユアンは、アジア社会における男性像を再演するユーモラスな演出を通して現代性を問いかけている。 さらに、バングラデシュのサーカー・プロティックは、発展と痛みのはざまで変化するベンガル地方を長期的に記録し、パリを拠点とするリュウ・イカは、内モンゴルを舞台に母と子の記憶をめぐる幻想的なイメージを重ねる。トルコのエジェ・ギョカルプは、採掘によって変容するラトモス山地をリサーチし、忘れられつつある自然と文明の関係を問い直す。そして金沢の写真家・河野幸人は、自身の書店兼ギャラリー「IACK」の日常を撮影し、本号の最後を飾っている。 編集長・発行人を上岡巧、アートディレクションとデザインをリ・モハンが担当。アジア各地で撮影された写真のみで構成される本誌は、号を重ねるごとに多様なアジアのイメージを蓄積し、視覚的アーカイブとしての価値を育んでいくことを目指している。 IACKでは、本誌の舞台のひとつとして登場する縁から、表紙にポストカードが付属する特別版を販売。アレック・ソスによるカバー。 - Title: asia issue 01Artist: Martin Parr / Jungjin Lee / Farah Al Qasimi / Alec Soth / Nigel Shafran / Xiaopeng Yuan / Sarker Protick / Ryu Ika / Ece Gökalp / Yukihito KonoPublisher: asia publication, 2025Editor: Ko UeokaArt direction / design:...


IACK BEST SELLERS 2022|TOP 16 - 30

毎年この時期になるとその年のベストブックを選ぶのが恒例行事になっていましたが、今年は前編後編に分けてベストセラータイトルTOP30をご紹介することにしました。ラインナップからその年の傾向や時代性が垣間見えてなかなか興味深いです。年末の隙間時間にどうぞお楽しみください。 ... 30位|Fastidiosa by Jean-Marc Caimi + Valentina Piccinni (Overlapse, 2022) 一貫して高水準な読み物系写真集を制作しているロンドンの独立系出版社「Overlapse」より、写真家デュオ「Jean-Marc Caimi + Valentina Piccinni」による作品集。南イタリアのオリーブ園を中心に大きな被害をもたらしている樹病と農家たちを記録した作品で、この手の作品にしては珍しく作家性の強い写真から構成されています。マットな紙の質感も作品世界とマッチしていい感じです。https://www.iack.online/products/fastidiosa-by-jean-marc-caimi-valentina-piccinni?_pos=1&_sid=b1b4ac9fe&_ss=r ... 29位|Seiichi Furuya: Why Dresden - Photographs 1984/85 & 2015 (Spector Books, 2017) 日本人写真家、古屋誠一が家族とドレスデンに滞在していた際に撮影していた写真から構成された作品集。作家が自分は一切関与しないと言う条件を提示した上で制作された異色の作品集ですが、記録性、社会性、そして撮影者との切り離せない結びつきという、一枚の写真が持つ多面性を大いに感じさせる興味深い一冊になっています。 https://www.iack.online/products/why-dresden-photographs-1984-85-2015-by-seiichi-furuya?_pos=1&_sid=0697a42dc&_ss=r   ... 28位|The Eyes That Fix You in a Formulated Phrase by Mariken Kramer (Multipress, 2018) オスロを拠点に活動するアーティスト、マリケン・クラメによる作品集。IACKのオープン当初から入荷している定番作です。300部限定なのでいつ絶版になってもおかしくないですが、仕入れることができる限りは入れていこうと思っています。お早めにどうぞ。https://www.iack.online/products/signed-the-eyes-that-fix-you-in-a-formulated-phrase-by-mariken-kramer?_pos=1&_sid=f164ecbfb&_ss=r ... 27位|Shame...


Artist Interview: Nigel Shafran (Photographer)

*Click here to read in English ─ まずは今回出版された新刊、『The Well』についてお話をお聞かせください。ファッション写真の分野で活動を始めておよそ30年がたちますが、本作はナイジェルさんの10冊目の作品集にして、初めてその長期間にわたる仕事を振り返る作品集です。本書を出版することになった経緯と、なぜこのタイミングでコマーシャルワークをまとめた本を出版することになったのかを教えてください。私がコマーシャルの分野で撮影を始めたのは30年か、おそらく35年ほど前でしょうか。『The Well』のアイディアは、この本のデザイナーのリンダ・ファン・ドゥールセンの提案から生まれました。彼女はブックデザイナーという肩書以上の存在で、本書の制作においても本当にうまく私を駆り立てました。というのも、私はこれまで仕事として撮影した写真とパーソナルワークはある意味別物として捉えていたので、最初に話を聞いた時は「私の目が黒いうちはそんなことは絶対にやらせない!」と思いました(笑)。でもこの本を制作した今は、すべてがつながっていると考えることができるようになりました。本書に収録されているのは、いわゆるファッション写真ばかりではないと思うのです。後期の作品に関しては近年の商業的なファッション写真ですが、初期の作品のほとんどは、私がかつてアシスタントとして働いていたようなファッション写真や、もっと若い頃にやっていたことに対する反発として制作されたものです。街行く人たちのスナップ写真であったり、ファッション写真やさまざまなスタイルに接続し得る作品であっても、必ずしもファッションモデルやそういう人たちを撮影しているわけではないのです。なので、それらのふたつの写真は何らかの形で繋がっているのです。─ まさに今おっしゃられたように、本書は単にコマーシャル分野での業績をまとめた作品集ではなく、あなたのファッション写真と作家としての写真を接続する意図がさまざまな点からも見て取れます。例えば、この本を出版したのはレトロスペクティブなカタログを制作する大手出版社ではなく、より作品性の高いアートブックを制作するロンドンの独立系出版社「Loose Joints」であり、(出版前の)現時点で本書のメインヴィジュアルとして使用されている写真が、あなたの最もよく知られた写真のひとつである、キッチンで椅子に腰掛けた奥さんのルースさんの写真と同じ構図で撮影されたものであることからも、その意図がうかがえます。その繋がりに意識的になったのがごく最近のことだというのは面白いですね。おそらく、一方は他方に対する反動なのでしょう。あるいはそれらは互いに補完しあっているのかもしれません。私たちは大富豪として生まれない限り、生活費を稼がないといけません。そしてそれはいつも大きな問題として私たちの身にのしかかります。一部の写真家たちは写真を仕事として教えたり、あるいは運が良ければプリントを売ることで生き抜いていくことができます。一方で他の写真家たちは、全く別の仕事で生計を立てながら作品制作をしています。昔に比べて、今は商業的な分野で働くことがより受け入れられるようになっていると思います。しかし私はそこに深く携わっているがゆえに、過剰消費の一部として女性がどのように描かれるか、ということをはじめとした産業的な問題…問題とまでは言わずとも、課題を常に抱えています。─ だからあなたのファッション写真は過剰に演出されていないのでしょうか。つまり、パーソナルワークとは分けてファッション写真らしく演出することもできると思いますが、それはあまり表面的には現れておらず、パーソナルワークと同じような質感で統一されています。最近の写真の中には、よりプランに沿って撮影されたものもありますが、いずれにせよあまり演出されたように見えないといいですね。近年行っているファッション写真の撮影では、頭の中にあるたくさんのアイディアやドローイングをもとに、それらを再現することもあります。そして最近では、もし幸運にも自分が写真家として多くのオーディエンスを持つのなら、異なる題材に関する自分の考えを作品に盛り込むことができるかもしれない、とも考えるようにもなりました。政治とまでは言いませんが、ごくごく小さなことであれば、政治的なこともあるでしょう。また、ファッションモデルや被写体たちのことは物としてではなく、また過度に性的でもないように撮影するように心がけています。 Above: spread from "Ruthbook" (Self published, 1995) / Below: spread from "The Well" (Loose Joints, 2022)─ 理解できました。あなたは1995年に自費出版した作品集『Ruthbook』をきっかけに、より本格的に作家活動に専念し始めます。しかしそれ以前のプロジェクトにも、あなたの身近な環境や周囲に対するそのような個人的な視線は既に現れていたように思います。もっと早くに他のプロジェクトを写真集としてまとめることもできたと思いますが、なぜこの極めて個人的な作品を最初の本として出版しようと考えたのでしょうか。おそらく、あの作品が当時の私の作品の中でもっとも感情的だったからであり、そして人生は一度きりだと思ったからです。ある種セラピーのような意味もあるのかもしれません。私は人生で最も重要な写真は、家族のスナップショットだと思っています。ある意味、私は自分のことをとても優秀なプロの家族写真家であると感じています。そうあることはとても幸せなことです。あるいは大判カメラを持ったスナップショット写真家 ─ これはいいフレーズですね、気に入りました(笑)。前にも言ったことがあると思いますが、私にとって重要なことは自分の目の前にあるものごとで、そしてそれを可能な限りはっきりと目を凝らして見ることです。それはいつでも容易なわけではありません。─ そのような個人的な写真を作品として発表すること、また個人的であること自体に当時何か批評的な意味があったと思いますか?それは分かりません。それが私のやっていることですから。私はよく学生たちに「とにかくやってみろ」と言います。その時々に撮影をして、それを編集したり、その写真を使ったり、出版したりしなかったり。何もしなければ何も生まれません。とてもシンプルな話だと思います。物事について時間をかけて考えることもあれば、働く時もあるし、日々の仕事をするときもある。いろいろな作品を見ることもあれば、昔の巨匠の絵画を見る時もあるし、レシートと向かい合って計算をすることもある。だから、どう答えたらいいのかわかりません。その時代には有効だったのかもしれないし、そうではなかったのかもしれない。私は自分の作品についてあれこれと語りすぎることで、イメージを凝り固めたくないのです。私はむしろ、なんというか…作品について語ることが仕事の人は他にもいます。キュレーターたちは今何が面白いかを見極めることができる人たちであり、過去から現在までを見渡した上で何が興味深いかを選択します。ですが、私は自分の作品が人々に影響を与えるまま、自由にさせておくという考え方が好きなんだと思います。近年世界に溢れかえっている多くの写真とともに、そのように存在する自分の作品が好きなんです。─『Ruthbook』以降、あなたは本を重要な作品形態として今日まで制作を続けてきました。展示などの発表形態もある中で、本というフォーマットの何があなたをそこまで惹きつけるのでしょうか。写真集は、写真の見せ方という点において最も効果的な方法だと思います。シークエンスや編集を通して作品の見え方をコントロールできますからね。ノートパソコンみたいに電気を必要としないし、手頃な価格で見てもらえます。それに、いつ見るかも自由です。だからわざわざ展覧会を開く必要もありません。展覧会は一度終わってしまえばもう見ることはできません。それに展覧会を開催するには膨大なエネルギーが必要で、そして終わればそれもなくなってしまう。その違いは、本で写真をみた時と画面上で写真をみた時にも現れますよね。コンピューターの画面も当然作品を見る場所ではあると思いますが、私にとっては写真を見る一番好みの場所というわけではありません。写真集は実際に手に持ったり、所有したり、気に入ったり気に入らなかったりする、三次元の物体です。それはまた、よりゆっくりとした時間の流れを持っている気もするのです。スクリーンよりは本のほうがより集中力も保てる気がしますし、実際私はこれまで画面上で写真を長時間見た経験がないように思います。なぜかは分かりませんし正確には少し違うかもしれませんが、おそらく私たちが皆、機械をとても素早く使うことに慣れてしまっているからではないかと思います。それに、私はいささかコントロール狂の節があります。写真集であれば素材から印刷、シークエンスの全てをコントロールできますし、それらは作品制作において全て等しくとても重要なことなのです。─ それはあなたが自費出版を好む理由でもあるのでしょうか。そうですね。だけど自分でやるといつも何かしら失敗してしまいます(笑)。とはいえ、私がこれまでに自費出版したのは…。─(画面でシャフラン氏の自費出版作品集を見せる)その本はどこで手に入れましたか?─『Ruthbook』ですか?確か以前ebayで購入しました。その本はもともと7.50ポンドだったんですよ。自転車に乗って本屋に営業して回ったのを覚えています。全財産を良い紙に費やしました。そしてカバーには…あ!タイトルの文字を見てください。

─ 表紙のタイトルは一冊一冊あなた自身の手で書かれています。はい、一本の鉛筆で全部にタイトルを書き入れました。多分まだその4B鉛筆がこの暗室のどこかにあると思います。タイトルは何らかの理由で一単語の『Ruthbook』です。なんで一語にしたのかはわかりません。今でもそれと全く同じように書けますよ。一文字一文字こだわった書き方をしていたのを覚えています。「Book」は大きなゼロと小さなゼロの組み合わせですが…なぜでしょうね。当時目にしていた他の作品に対する反動のようなものもあるのかもしれません。私はいつも半分くらい自分が何をやっているのか自分でわかっていません。90%は何をやっているのかわからない。─ そして後になってからわかるのですね。おそらくね。 制作におけるマスタープランなんてないのです。Spread from "Ruthbook" (Self published, 1995)─ シークエンスについてもう少しお話を聞かせてください。あなたは過去のインタビューでシークエンスのことを「感情の波」のようなものであると表現していました。写真の配置によって生じるその効果に気がついたのは、どのようなきっかけからなのでしょうか。それはあなたが雑誌上で写真を構成する過程で培われたのですか?そのことについてもあまり深く考えないようにしています。私は考えに基づいて決めるよりも、組み上げたシークエンスを見ながら決める方がずっと性に合っているのです。なのでそれは考えることによってではなく、写真を動きの中に配置して、成立するかどうかで判断しているんです。私の知人の中にはテレビを見ながらやるのが好きだという人もいます(笑)。また、制作したダミーブックを友人や尊敬している人たちに見せて、その反応からシークエンスがうまく機能しているかを見ていたこともあります。彼らから自分がそのシークエンスを見た時と同じ反応が返ってきたら、それはおそらくうまく機能していると判断しました。私はおそらく人々に ─ 反応という言葉が正しいかわかりませんが ─ 自分が抱いたような感情的な反応を求めているのだと思います。自分が感じたことが、他の人にもうまく伝わるといいなと思うんです。そこには大きな間や、大きな変化や何か他のことがあるかもしれませんが、はっきりとは分かりません。繰り返しになりますが、これは私が昔からやっていることなのです。新しく作品を編集するときは、それがうまくいってると感じるか感じないか、それだけなのです。私は制作に関してロボットのように、ルールに基づいて物事を考えたくないのです。ある人々は物事に精通しており写真の知識も豊富ですが、私は作品を利口な感じにしたくはないのです。賢くあることに全然興味はありませんし、何かがうまくいき過ぎていると思ったら、わざと真逆の変な方法に変えることもあります。それが何を意味するのか自分でもよく分かっていませんが、私は自分の作品を見る人に何かしらの反応を与えたいのです。そしてその反応が自分の反応と同じであれば、それは私にとってうまくいったといえます。─ つまり、あなたにとって写真は被写体とのコミュニケーションであるだけでなく、鑑賞者とのコミュニケーションの手段でもあると。おそらくそうですね。それが私のコミュニケーション方法なのです。─ シークエンスの観点から見て、私は『Dark Rooms』は特に興味深いと思っています。その本がベストセラーかどうかはさておき、私も気に入っています。本のカバーが本来はこうなる予定だったのを知っていますか?(ダストカバーを外しながら)天国への階段です。ここでこのドローイングを書きました。この絵は1946年の映画、『A Matter of...


正しさの凡庸を超えて
──ダニエル・シェア『Distribution』

Daniel Shea, "Distribution", book cover 2014年に出版された写真集『BLISNER, IL』以降、ダニエル・シェアの作品には継続的に触れてきた。 本作はモノグラフとしては6年ぶりとなる新作にあたり、今回初めてイギリスの出版社「MACK」とコラボレーションを行っている。2010年代に都市をテーマにした写真表現に新たな地平をもたらした写真家と、同じく2010年代に現代写真集の普及と盛り上がりに大きく貢献してきた出版社との協働である。ある意味、時代を総括するような共演にも感じられる。 期待を胸に本書を読み終えて、まず浮かんだのは素直な賞賛の気持ちだった。完璧主義の構成力は健在であり、この分量の本を破綻なくまとめ上げる手腕は見事である。だが同時に、あまりにも巧妙で正しすぎる、優等生すぎる作品だという感覚も覚えた。 どういうことか。本書はまるで教科書のように、本という形態で写真を見せるために培われてきた文法と技術にとことん忠実である。シークエンスとレイアウトはもちろん、写真そのものの物質性や歴史への言及まで、余すことなく行われている。模範解答のように、あまりにもスムーズで完璧すぎるのである。 Spread from "Distribution" 手法のみならず、テーマや被写体に関しても、これまでのシェアの作品から劇的に変化しているわけではない。自然への関心の比重が増したとはいえ、2018年に出版され、高い評価を得た写真集『43–35 10TH STREET』と大部分を共有している。さらに遡れば、『BLISNER, IL』と同じモチーフが続いているとも言える。一貫性があるのは素晴らしいことだが、立派な装丁も相まって、完璧すぎるが故の物足りなさを抑えきれないまま、最初の軽い鑑賞を終えた。 だが、そのスムーズさが、どこか頭の中で引っかかるのである。 以前にも、同様の感覚を覚えたことがある。同じくMACKから2014年に出版されたナイジェル・シャフランの写真集『Dark Rooms』だ。この本も最初は特別な感情を抱かなかったが、どこか違和感のようなものが残り、何度か見返していく中で、既存のフォーマットを踏襲しながらもアップデートを試みる、内部に革新的な構造を抱えた一冊であることに、後から気づかされたのだ。 緻密に計算された作品は、読者の無意識に働きかける。この本も、同じような一冊なのかもしれない。漠然とそんな予感を抱いた。 そこでもう一度、今度はより冷静に、分析を行うように、一ページごとにゆっくりと見ていくことにした。 「森を撮る」とはどういうことか 本作の制作は、コロナ禍中にシェアが森の写真撮影を試みたことをきっかけにスタートした。しかしいざ森を前にして彼は、人間の思考が及ばないようなその存在を、うまく撮影することができなかったという。そして、「森を撮るとはどういうことか?」という漠然とした疑問を抱くようになる。 物事の紙片を切り取り、それらを紡いでいく写真という表現は、常に断片的であり、一度に全体を語ることは困難である。 そこでシェアは、「木を見て森を見ず」という古い諺を逆転させるようなアプローチ、すなわち不完全さを徹底することで、逆説的に全体像を立ち上がらせる方法を実験的に試み始めた。望遠レンズを用いて撮影するだけでなく、車窓からのみ撮影するという制約を自らに課すなど、特定の条件下で生まれてくるものに可能性を見出しながら、自然と都市の姿を見つめ直していった。 最もアメリカ人らしい女性、ジェシカ “Jessica” series, opening section of "Distribution" 本書はまず、アメリカ人の統計的中央値──所得、年齢、職種の観点から最も平均的なアメリカ人像──を体現する女性、ジェシカのポートレートで幕を開ける。そこでは起床から出社、余暇を過ごす女性の日常が、スナップショットの手法で写しだされている。 だが、これらの写真は、その手法がもたらす親密さゆえに、どこか不気味さも伴っている。一体誰が、いつ、何の目的で撮影したのか。親密さの所在はどこにあるのか。極めて巧妙な生成画像のような印象すら与える。 そしてこの不可解さを引きずったまま序章を終えると、タイトルコールを経て、これから始まる未知の探究へと読者を誘う入り口のような、暗いモノクロ写真が現れ、いよいよ本編が始まる。 写真集の文法と完成度の臨界点 本書は大きく分けて、ジェシカのパートによる序章、導入となる第一章、グリッド構造の第二章、都市の居住者と細部に分け入る第三章、そして作家キャサリン・レイシーによる小説から構成されている。 第一章では、再撮影されたシェアの額装作品、レンガの壁を背景にした写真、都市や森林の風景、工事現場作業員のクローズアップなどが、入れ子構造で目まぐるしく展開していく。ここでは、本書でこれから探究する要素が提示されると同時に、写真がイメージ、画像、印刷物、さらにはインクなど、さまざまな要素へと分解・変容していくさまが示される。 本書をめくりながらその例を見ていこう。最初のページに額装作品の複写がレイアウトされた後、ページをめくると左手にはレンガと植物を写した額装作品の複写、右手には木の写真が配置される。さらにページをめくると左側には空白、右側には森で撮影されたであろう木の写真が置かれ、その次のページの左手では横位置の草原の写真が縦に配置され、右手には前ページのカット違いと思われる木の写真が現れる。続いて、人工物であるビルの写真と森の写真、植栽を施した建物の写真などが現れる。このようにモチーフは変われど、本書には一貫してリズムと連続性が存在している。 Framed vegetation and a photograph of a tree こうした構成手法と視覚的・記号的要素を組み合わせた技術こそが、写真集における「シークエンス」である。ウォーカー・エヴァンスやロバート・フランクなど、写真家たちは、本というフォーマット上で写真を視覚言語的に見せるための技法としてシークエンスを探究してきた。その基本を徹底した編集によって、2010年以降に数々の名作を生み出してきた出版社こそがMACKであり、この時点で両者のコラボレーションの相性の良さが見て取れる。 シェアはこの技法を踏まえたうえで、文法をより複雑化する。写真は必ずしも横並びで似たモチーフが呼応しているだけでも、ページを跨いで対を成しているだけでもない。本書では写真が、画像、イメージ、オリジナル、複製といった異なる次元で呼応し合い、シークエンスを生み出しながら全体を通して展開していく。そして鑑賞者は、写真とは何か、イメージとは何か、そして今見ているものは何かという、視覚言語の迷宮へと引きずり込まれる。...


Workbooks by Nigel Shafran

¥11,000

イギリス人写真家、ナイジェル・シャフランによる作品集。 ナイジェル・シャフランは写真家としてキャリアをスタートする前から、アイディアを書き留めたり写真を貼り付けるノート「ワークブック」を日常的に制作してきた。1984年から2024年までの間に収集し、想像し、スケッチし、記録してきたワークブックを通して、本書はシャフランの人生と作品世界を紹介する。一般的にこのようなノートはあくまで作品にいたるまでの過程として捉えられるが、本書を眺めていると、各々の作品は完全に独立したものではなく、すべてが過程の中にあることをはっきりと感じさせる。リンダ・ファン・ドゥールセンによる遊び心のあるデザインは、本書を「ファンブック」ではなく、初めてシャフランの作品を目にする読者にも魅力が伝わるような一冊へと昇華させている。 - Title: WorkbooksArtist: Nigel ShafranLoose Joints, 2024Softcover with a bookmark, Section-sewn 170 x 230 mm512 pagesText in EnglishFirst editionISBN: 978-1-912719-53-2¥11,000 -ナイジェル・シャフランアーカイブはこちらhttps://www.iack.online/collections/nigel-shafran-archives作家インタビュー「Artist Interview: Nigel Shafran」https://www.iack.online/pages/artist-interview-nigel-shafran-photographer


(Poster) Packages 2012-2013 by Nigel Shafran

À partir de ¥5,500

Une édition limitée à 300 affiches pour l'exposition personnelle "Nigel Shafran" qui s'est tenue à la galerie coréenne "N/A" du 29 avril au 4 juin 2022. . Tiré du classeur de Shafran, le design est basé sur une page de la série "Packages 2012 - 2013" incluse dans "Dark Rooms"...


Voices of Animals and Men by The Young Knives

¥0

Le premier album du groupe de rock indépendant britannique "The Young Knives" formé en 1998. Nigel Shafran a pris les photos de la pochette de l'album, du livret et de cinq singles de 7 pouces. -Titre : Voices of Animals and MenArtiste : The Young KnivesTransgressive Records, 2006ASIN : B000H3092Y

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