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Christine Furuya-Gössler Mémoires, 1978-1985 by Seiichi Furuya
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1997年に出版された3冊目の『Mémoires』となる本書は、それまでとは異なるアプローチを用いてクリスティーネとの対話を試みている。古屋は1995年末から96年4月にかけて、クリスティーネの写真をB5サイズの印画紙に焼き付け、その裏にデータを記入したものを時系列でファイリングする作業を行なった。その4冊のファイルを基に制作された本書は、これまでの写真をミックスした構成から一転、時系列順に写真を並べ、各写真の裏ページには作品データとともに古屋が当時を回想して書いたテキストが掲載されている。『Christine Furuya-Gössler Mémoires, 1978-1985』では、渾然とした記憶をアーカイブ化することによって、ふたりの時間や出来事を懐かしみながらも、より冷静にそれらを捉え直そうとする作家の姿が感じられる。出版に合わせて東京と横浜の9つのギャラリーで巡回展が開催された。「この写真集[Christine Furuya-Gössler Mémoires, 1978-1985]は私が1995年の末から96年4月にかけて制作した『ファイル:Portrait von Christine』を基に編集された。ファイルは1978年2月17日に私とクリスティーネがグラーツで初めて出会って以来、1985年10月7日に彼女が東ベルリンで亡くなるまでの7年と8ヶ月間の間に撮影された彼女の写真を持って構成されており、年代順、そして可能な限り時間順に整理されたものである。どうしてもファイルを作りたいとの欲求は突然やってきた。見たくない物、知りたくない事を、突然見たくなり知りたくなってしまった。『それは一体何だったのだろうか?』との問いが頭から離れなかった。」- 古屋誠一(序文より抜粋)-Title: Christine Furuya-Gössler Mémoires, 1978-1985Artist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)光琳社出版(Korinsha Press), 1997Softcover with flaps, perfect binding187 x 228 x 34 mm554 pages Text in Japanese, English and GermanFirst edition ISBN: 4-7713-0252-9
Mémoires 1978-1988 by Seiichi Furuya
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クリスティーネの死から4年後にあたる1989年、彼女がアルバイトをしていたグラーツのヨアネウム州立美術館で開催された、クリスティーネを題材にした古屋のキャリア初となる個展のカタログとして出版された作品集。その後30年以上に渡り制作されることとなる『Mémoires』シリーズの最初の一冊であり、1978年のクリスティーネとの出会いから悲劇的な別れを経た1988年までに撮影された写真が、物語を強く感じさせる私写真的構成のもと並べられている。その後の『Mémoires』シリーズで繰り返し収録されるクリスティーネや息子の光明のポートレート以外にも、1981年に出版された『AMS』からの写真や、その後『Staatsgrenze 1981-1983』として発表される写真も使用されており、本作、そしてクリスティーネという存在が古屋の作品世界の中心に常に存在することを強く再認識させる。「Europe Kodak Photo Book Award」、「日本写真協会賞」受賞作。-Title: Mémoires 1978-1988Artist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Edition Camera Austria/Neue Galerie am Landesmuseum Joanneum, Gratz, 1989Softcover with flaps, perfect binding290 x 240 x 12 mm104 pages Text in GermanFirst edition ISBN: 3-900508-06-2
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1981年に出版された、古屋誠一の記念すべき一冊目の作品集。1980年4月末、グラーツのフォーラム・シュタットパークで3週間に渡り開催される個展に合わせて現地を訪れていた森山大道に同行し、ふたりは車でアムステルダムへと向かった。世界中から自由と冒険を求めて若者たちが集まるその街はすぐに彼をかき乱し、掴み、そして圧倒した。そして古屋は6月から3ヶ月間、高級日本食レストランでウェイターとしてアルバイトをしながら、空き時間を利用して撮影を行ない、レストラン上の小さな屋根裏部屋で写真を現像した。古屋は当初、アムステルダムの街が彼にもたらした感覚の正体をうまく掴むことができず、ある種のトランス状態のようにカメラに全てを委ねたまま、盲目的にシャッターを切り続けていたという。「しばらくは答えが見つからず、それでもカメラの赴くままに従った。そして最初の数枚の写真を現像した後、私はイライラの原因を特定することができた。それからはカメラに身を任せるのではなく、意識してひたすら撮影するようになった。」本書に収録されたテキストの中で、古屋はこのように述べている。古屋が働いていたレストラン「利賀」は彼の退職と同時に廃業した。そして古屋はグラーツに戻り、すぐに本書の制作に取り掛かった。600部限定。-Title: AMSArtist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Edition Camera Austria, 1981Hardcover, case binding247 x 247 x 19 mm89 pages Text in German and English First edition of 600 copies
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2004年3月26日から8月29日にかけて、ウィーンのアルベルティーナで開催された古屋の個展「alive」のカタログとして制作された作品集。これまでの作品集に収録されてきたクリスティーネのポートレートを含む代表作もしっかりと収録されているものの、本書は古屋がヨーロッパに渡る以前に撮影していた70年代の沖縄や故郷の伊豆で撮影された写真で幕を開け、最後はクリスティーネの死後に撮影された写真に多くのページを割いている。これまでの作品集とは異なり、生者としての古屋の人生にも着目した構成の作品集となっている。-Title: aliveArtist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)/ クリスティーネ・ゲッスラー(Christine Gössler)SCALO/Albertina, 2004Hardcover with dust jacket, case binding300 x 252 x 22 mm182 pagesText in English and GermanFirst edition ISBN: 978-3901824784
(Velvet Cover Edition) AMS by Seiichi Furuya
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1981年に出版された、古屋の記念すべき一冊目の作品集。1980年4月末、グラーツのフォーラム・シュタットパークで3週間に渡り開催される個展に合わせて現地を訪れていた森山大道に同行し、ふたりは車でアムステルダムへと向かった。世界中から自由と冒険を求めて若者たちが集まるその街はすぐに彼をかき乱し、心を掴み、そして圧倒した。そして古屋は6月から3ヶ月間、高級日本食レストランのウェイターとしてアルバイトをしながら、空き時間を利用して撮影を行ない、レストラン上の小さな屋根裏部屋で写真を現像した。古屋は当初、アムステルダムの街が彼にもたらした感覚の正体をうまく掴むことができず、ある種のトランス状態のようにカメラに全てを委ねたまま、無心でシャッターを切り続けていたという。「しばらくは答えが見つからず、それでもカメラの赴くままに従った。そして最初の数枚の写真を現像した後、私はイライラの原因を特定することができた。それからはカメラに身を任せるのではなく、意識してひたすら撮影するようになった。」本書に収録されたテキストの中で、古屋はこのように述べている。古屋が働いていたレストラン「利賀」は彼の退職と同時に廃業した。そして古屋はグラーツに戻り、すぐに本書の制作に取り掛かった。-Title: AMSArtist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Edition Camera Austria, 1981Velvet hardcover, case binding246 x 246 x 18 mm89 pages Text in German and English Velvet cover edition
(Signed) Sttatsgrenze 1981-1983 by Seiichi Furuya
¥5,500
日本人写真家、古屋誠一による作品集。本書は、2014年の8月30日から11月2日かけてドイルのハイデルベルガー・クンストフェアラインで開催された個展「Wo die Wahrheit liegt」に伴い出版された。1983年、古屋は1981年から1983年にかけてオーストリアと東欧諸国の国境を撮影した写真をまとめたポートフォリオ、「国境 1981 - 1983」パート1を制作した。その後続編が制作されることは叶わなかったが、30年の時を経てついにこのプロジェクトに区切りをつけて書籍化されることとなった。国境が海によって自然に規定されている日本に生まれた古屋にとって、国境が国の真ん中を走り、人々、文化、イデオロギーを隔てているという状態はとても興味深い事実だったという。世間が東西ドイツの境界線に注目する中、古屋はハンガリー、ユーゴスラビア、チェコスロバキアとの国境地帯を取り上げ、現代史の政治的かつ個人的なドキュメントを作成したのである。私的な要素と政治的な要素、個人的な意見と記録資料の相違の間の相互作用に導かれながら、古屋は場所と物語を結びつけて歴史的な価値を持つ記録資料を作り上げている。作家によるサイン入り。-Title: Staatsgrenze 1981-1983Artist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Spector Books/IZU PHOTO MUSEUM, 2014Hardcover, Swiss binding286 x 240 x 16 mm35 pagesText in German, English and JapaneseFirst edition, signed by the artistISBN: 978-3-944669-31-1(Spector Books)/978-4-904257-22-7(NOHARA)¥5,500 -
Portrait Chrsitine Furuyagobler 1978-1985 by Seiichi Furuya
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2000年度のアルル国際写真フェスティバルのプログラムのひとつとして、サン・トロフィーム教会で開催された古屋の個展「Portrait」に合わせて制作された作品集。本書は『Mémoires』シリーズとは異なり、ポートレート写真としてのクリスティーネの写真を取り上げており、1978年から1985年の間に撮影されたクリスティーネのポートレートが余白を活かした構成で静かに並べられている。古屋のウェブサイトでは、2002年にスロベニアのリュブリャナで開催される展覧会に向けて車で作品を輸送中にこれらの作品が盗難に遭い、返還を求める嘆願書が地元紙で大きく取り上げられたというエピソードが紹介されている。-Title: Portrait Chrsitine Furuyagobler 1978-1985Artist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Fotohof, 2000Softcover with flaps, perfect binding250 x 212 x 12 mm126 pagesText in English and GermanFirst editionISBN: 3-901756-18-3
(Signed) Last Trip to Venice by Seiichi Furuya
¥44,000
日本人写真家、古屋誠一による私家版作品集。1985年2月末に退院したクリスティーネと古屋は、夜行特急に飛び乗ってヴェネチアへと向かった。ふたりはヴェネチアに3日間滞在し、あてもなく島を歩き回った。古屋は2本分のフィルムを撮影していたが、その後東ベルリンでそのうちの1本を誤って再使用していまい、フィルムにはヴェネチアの景色と東ベルリンの景色が重ねて露光されてしまった。そして2002年、クリスティーネの誕生日を記念して、古屋はふたりにとっての最後の旅となったこれらの写真をまとめた本書を自費出版した。新宿ニコンサロンでは同名の作品展が合わせて開催され、古屋は第27回伊奈信男賞を受賞した。限定529部、作家による判子とナンバリング入り。-Title: Last Trip to VeniceArtist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Self published, 2002Hardcover book with a booklet insert in a slip case, case binding214 x 162 x 19 mm93 pagesText in Japanese, English and GermanFirst edition of 529 copies, numbered and stamped by the artist¥40,000 + tax*古書の状態についてMint: 新品未開封Very Good: 非常に良いGood: 古書として一般的なコンディション。経年変化による多少の傷や汚れあり。Acceptable: 特記すべき破れや汚れがあります。読むことを目的とする方向け。
Face To Face by Seiichi Furuya & Christine Gössler
¥0
日本人写真家の古屋誠一と、妻であるクリスティーネ・ゲッスラー(Christine Gössler)による作品集。「何度試見ても何も分からないということが分かった」 - 2010年、古屋は20年近く取り組んでいた『Mémoires』シリーズに文字通りピリオドを打った。しかし、「最後のメモワール」展の直前に脳卒中で倒れてしまい会場に足を運ぶことすらも叶わなかった古屋は、2019年に日本のとある美術館の創立10周年を記念した展示を依頼され、そこで「最後のメモワール」の最終章として、表現者としてのクリスティーネを中心とした「Mémoires」を編みあげることを決める。2018年に入り、古屋は屋根裏部屋に何十年も放置していたクリスティーネの荷物を整理する作業を開始した。そこでさまざまな資料を発見する過程で、古屋は彼の故郷の西伊豆の海岸で撮影された、彼の最もよく知られたクリスティーネのポートレートを撮影していた際に、彼女が三脚の後ろに立つ古屋の姿を撮影したスライドフィルムを発見した。その時古屋は思わず「Face to Face……」と呟くほどに興奮を覚えたという。さらに資料を調べるうちに、クリスティーネが1985年10月に自らの命を断つ前日まで互いを撮影し合うその行為が続いていたことを発見した。『Face to Face』は、1978年2月28日に当時古谷が住んでいたグラーツのアパートで撮影したクリスティーネの写真から始まり、1945年に米英ソの首脳が第二次世界大戦の戦後処理について話し合った「ポツダム会談」の場となったセシリエンホーフ宮殿を背景に、1985年10月6日に撮影した光明との写真で幕を閉じる。本書に収録された150枚の写真は、一枚を除いて全てクリスティーネと古屋が互いを撮影したものである。古屋にとってクリスティーネを撮影する行為は、作品としてプリントを作るためではなく、その行為自体が不思議と無言の対話のような意味を持っていた。この写真集をもって、古屋は生涯をかけて取り組んだ『Mémoires』に終わりを告げる。 -Title: Face to FaceArtist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Chose Commune, 2020Hardcover, perfect binding255 x 206 x 19 mm168 pagesText in English and FrenchFirst editionISBN: 979-10-96383-19-1
Why Dresden - Photographs 1984/85 & 2015 by Seiichi Furuya
¥4,950
日本人写真家、古屋誠一による作品集。1984年に古屋一家がドレスデンに滞在していた際に撮影していた写真から構成された本書は、日本人写真家によるドイツ民主共和国、通称東ドイツの最後の日々における日常生活の記録という、他に類を見ない資料となっている。1980年代の初頭から、古屋はオーストリアの写真界で高い評価を受けていた。日本の建設会社の通訳者としてドイツ東部のドレスデンにやってきた古屋の写真には、若き古屋一家の親密な情景、根深い不安と幸せな瞬間、そして日々の生活と社会が記録されている。2015年に展覧会を開催することになった古屋は30年ぶりにドレスデンに戻り、長い年月の間に資本主義的な生活習慣が刻み込まれた馴染みある場所と、ドレスデンのイメージを完全に変えてしまったペギーダ*のデモ行進をテーマに新しいシリーズを制作した。「メモワール」の世界にこれ以上深入りしたくないという理由から、古屋は本書の出版に乗り気ではなかったという。だがドレスデン美術館のディレクターの熱意に説得され、古屋は一切関与しないという条件で本書は出版された。そのため、これまで古屋が主体的に制作してきた作品集とは異なる性質を持っているが、古屋の写真、そして写真全般が持つ記録物としての社会性と個人性が同時に写し出される特徴が現れた作品集となっている。*西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者-Title: Why Dresden - Photographs 1984/85 & 2015Artist: 古屋誠一(Seiichi Furuya)Spector Books, 2017Softcover with dust jacket, Otabind240 x 182 x 14 mm191 pagesText in EnglishFirst edition (English edition)ISBN: 978-3-95905-128-6¥4,500 + tax