¥110,000
(カバー欠け) 写真よさようなら by 森山大道
日本人写真家、森山大道による作品集。
プロヴォーグ第二号から同人として参加した森山は、「アレ・ブレ・ボケ」をさらに過激に推し進める表現の片鱗を既に見せていたが、1972年に出版された本書で一気にその極地に到達する。フィルムを巻き上げる際のカット、落ちていたネガ、ポスターやテレビの複写などの断片的イメージが洪水のように押し寄せる。全てがイメージに還元されていく世界をそのまま写真で表現したかのような凄まじさを持つ作品であり、その後10年のスランプに陥ってしまったのも納得できる。巻末には盟友でありライバルの中平卓馬との対談が収録されており、こちらも重要な対談となっている。
「当時はフィルムだったから、最初に空写しするじゃない。そのときパッと写っちゃったりする、それも写真だよね。あと中平が暗室で捨てたのを拾ったりさ。そういうものばっかり集めて作った。良くも悪くも過剰だったね。当時ほとんど反応はなかった。なにこれって感じ。ただのデザインだっていう人もいたし、写真の自殺だっていう人もいた。荒木(経惟)さんだけは「嫉妬した」って言ってくれた」─ 森山大道
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Title: 写真よさようなら (Farewell Photography)
Artist: 森山大道 (Daido Moriyama)
写真評論社 (Shashin-Hyôron-Sha), 1972
Softcover, perfect binding(missing dust jacket)
230 x 185 x 21 mm
308 pages
Text in Japanese
First edition
Condition: Acceptable/カバー欠け、背小剥がれ、経年並のシミ、フチ破れ、折れ跡、ヤケ、オレ、はあるが、内部は良好で作品鑑賞には支障なし。詳しい状態をご覧になりたい方はお問い合わせください。
プロヴォーグ第二号から同人として参加した森山は、「アレ・ブレ・ボケ」をさらに過激に推し進める表現の片鱗を既に見せていたが、1972年に出版された本書で一気にその極地に到達する。フィルムを巻き上げる際のカット、落ちていたネガ、ポスターやテレビの複写などの断片的イメージが洪水のように押し寄せる。全てがイメージに還元されていく世界をそのまま写真で表現したかのような凄まじさを持つ作品であり、その後10年のスランプに陥ってしまったのも納得できる。巻末には盟友でありライバルの中平卓馬との対談が収録されており、こちらも重要な対談となっている。
「当時はフィルムだったから、最初に空写しするじゃない。そのときパッと写っちゃったりする、それも写真だよね。あと中平が暗室で捨てたのを拾ったりさ。そういうものばっかり集めて作った。良くも悪くも過剰だったね。当時ほとんど反応はなかった。なにこれって感じ。ただのデザインだっていう人もいたし、写真の自殺だっていう人もいた。荒木(経惟)さんだけは「嫉妬した」って言ってくれた」─ 森山大道
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Title: 写真よさようなら (Farewell Photography)
Artist: 森山大道 (Daido Moriyama)
写真評論社 (Shashin-Hyôron-Sha), 1972
Softcover, perfect binding(missing dust jacket)
230 x 185 x 21 mm
308 pages
Text in Japanese
First edition
Condition: Acceptable/カバー欠け、背小剥がれ、経年並のシミ、フチ破れ、折れ跡、ヤケ、オレ、はあるが、内部は良好で作品鑑賞には支障なし。詳しい状態をご覧になりたい方はお問い合わせください。