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写真家/写真評論家の大島洋により、1980年から1986年にかけて発行された写真雑誌「写真装置」の全号セット。 「写真装置」は、創刊から毎号さまざまな領域の批評家や評論家、そして写真家たちを招き、写真を切り口に特集テーマを論じた。領域横断的なテキストは、時代を映した貴重な記録でありながら、現代でも依然としてアクチュアルなものとして読むことができる。また、作品紹介に誌面をほとんど割いていないものの、中平卓馬の『写真原点1981』や、古屋誠一の『AMS』、高梨豊の『東京人 1978-1982』など、重要な作品を紹介していることも注目に値する。 毎号制作される年表も大変実用的。写真について思考すること、そして写真論に興味のある方はひとまず全巻手元に置いておきたい雑誌です。 写真装置1:[特集]戦後写真の転換写真装置2:[特集]視線のエロス写真装置3:[特集]写真と社会写真装置4:[特集]風景写真写真装置5:[特集]戦争の写真史写真装置6:[特集]写真の起源・1800年代写真装置7:[特集]写真論のパラダイム写真装置8:[特集]広告写真写真装置9:[特集]肖像写真装置10:[特集]みることの関係を巡って写真装置11:[特集]写真の1900年写真装置12:[特集]写真の現在 - Title: Shashin-Souchi #1-12 (full series)Author: VariousEditor: Hiroshi OshimaShashin-Souchi-sha, 1980-1986SoftcoverText in JapaneseFirst edition Condition A: ¥27,500 -Very Good/経年並みのヤケやシミはあるが、年代を考慮すると大変良い状態。
Case History by Boris Mikhailov
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ウクライナ人写真家、ボリス・ミハイロフによる写真集。 ミハイロフは30年以上にわたり、ソビエト連邦体制下およびその崩壊後のウクライナを中心に、そこで暮らす人々と社会に関するドキュメンタリーに取り組んできた。社会の犠牲者とも言えるホームレスや孤児たちの姿は、時に目を背けたくなるほど痛ましいが、ミハイロフは臆することなく彼らと対話を重ね、撮影後には食事やシャワーを提供することもある。その意味で彼の写真は被写体との共作であり、悲劇とも喜劇とも受け取れるような独自の表現を生み出している。 本シリーズは、1997年から98年にかけてソ連崩壊後のホームレスや孤児を含む人々を撮影した、ミハイロフの代表作。現在は存在しない伝説的出版社SCALOから刊行された。巻末にはアーティストのイリヤ・カバコフと批評家ヴィクター・トピツィンによる対談を収録。 - Title: Case HistoryArtist: Boris MikhailovPublisher: Scalo, 1999Format: Hardcover with dust jacket, case bindingSize: 240 × 180 × 41 mmPages: 478Language: EnglishEdition: First editionPrice: ¥38,500 Condition: Good / 経年並みのヤケ・イタミはあるが概ね良好
2020Solidarity Poster: Wolfgang Tillmans
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ドイツ人写真家のウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)が主宰する「Between Bridges」が立ち上げたキャンペーン、「2020Solidarity」のポスター。こちらはドイツ人写真家、ウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)によるイメージとなります。 「2020Solidarity by Between Bridges」と題されたこのプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界の文化的・音楽的施設、コミュニティ・プロジェクト、その他インディペンデント・スペースを支援するために設立され、このプロジェクトのために数週間で50名以上のアーティストが集結しました。彼らが制作したポスターは各施設への支援という形で購入することができ、その収益は販売施設にそのまま贈られ、組織の継続的な活動を維持するために使用されます。 プロジェクトの立ち上げに際し、日本からは9つのアートスペースが参加することとなりました。ポスターは各施設が独自にセレクトいたしておりますので、どうぞそれぞれのセレクションをご覧になってみてください。 About Between BridgesBetween Bridgesは、ドイツ人写真家のウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)が2006年から2011年にかけてロンドンで企画した非営利展示スペース。2014年から2019年にはベルリンに場所を移し開催された。2017年からは民主主義、国際理解、芸術、そしてLBGTに関する知識と理解を広めるための財団としても活動しており、これまでに反ブリグジット・キャンペーンや参政促進のためのプロジェクトなどを実施してきた。 - Title: still life (Bühnenbild)Artist: Wolfgang TillmansYear of the work: 2020Size: A2(594 x 420 mm)¥5,455 + tax
Café Bissau by Julião Sarmento
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ポルトガル人アーティスト、ジュリアン・サルメントによる写真集。建築家として学び、アーティストとしてのキャリアも長いジュリアン・サルメント(1948年生まれ、2021年没)は、40年以上にわたって写真を撮り続けていた。サルメントは早くから写真というメディアを技術的かつ叙情的に操り、独自のスタイルを確立してきた。写真からは、人、場所、集会、旅行、動物園あるいは野生の動物、車、光の実験など、彼のさまざまな関心が垣間見える。1964年から2017年にかけて撮影されたアーカイブを巡る本書は、まるで人生という旅のロードトリップ・ブックのような一冊に仕上がっている。-Title: Café BissauArtist: Julião SarmentoPierre von Kleist editions, 2020Hardcover220 x 280 mm128 pagesFirst editionISBN 978-989-54245-5-9¥5,000
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2016年3月5日から5月29日にかけて東京都現代美術館で開催された展覧会、「MOT アニュアル2016キセイノセイキ」に合わせて制作された書籍。本書は、芸術支援の新しい可能性を模索する社会実験の一形態としてアーティストが主体的に立ち上げたギルド「ARTISTS’ GUILD」と「NPO法人 芸術公社」が協働して制作した書籍であり、近年さまざまな業界で議論となっている「自主規制」の問題を取り上げている。「ARTISTS’ GUILD」のメンバーでアーティストの田中功起と、「NPO法人 芸術公社」のメンバーで編集者の影山裕樹が協働で編集を行い、英文は同じく「ARTISTS’ GUILD」のメンバーでアーティストの奥村雄樹と、「Art Translators Collective」が担当。主に、ARTISTS’ GUILD のメンバーである田中功起、藤井光、小泉明郎、津田道子、増本泰斗らによる、柳澤田実(哲学、キリスト教研究)、大谷芳久(現代美術画廊「かんらん舎」オーナー)、圡方宏史(東海テレビ『ヤクザと憲法』監督)、高山明(演出家、Port B)、岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)へのインタビューと、その5つの対話に結びつく「自主規制をめぐるキーワード」などによって構成されている。主な構成・自覚的に弱さの中で揺れ続ける 倫理について:田中功起 → 柳澤田実(哲学、キリスト教研究)・1ミリもずらさずに抵抗する(自己)検閲について:藤井光 → 大谷芳久(「かんらん舎」オーナー)・あくまでも考える材料を提供する 問いかけることについて:小泉明郎 → 圡方宏史(『ヤクザと憲法』監督)・乱数を発生させる 演出について:津田道子 → 高山明(演出家、Port B)・不特定多数の人の目にさらされる 作ることについて:増本泰斗 → 岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)「私たちは今の社会の中で、自由に発話している、と思っている。しかし私たちの自由は、いったいどの程度、自由なのだろうか。あなたは本当に自由に発話しているだろうか。あなたのその自由は社会の抑圧との交渉の中にあるとは言えないだろうか。あなたは、自主規制の名のもとに、自らを検閲していないだろうか。あるいは、あなたが自由に発話できたとして、その自由はほかの誰かを傷つけてはいないだろうか。」─ 本文より-Title: あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますかArtist: VariousEditor: 田中功起(ARTISTS’ GUILD)+影山裕樹(NPO法人 芸術公社)torch press, 2016Softcover with dust jacket, perfect binding205 x 142 x 13 mm168 pagesText in Japanese and EnglishSecond editionISBN:978-4-907562-05-2 C0070¥1,800 + tax
Room #207 by Ekaterina Bazhenova - Yamasaki (Signed)
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LA在住のアーティスト、エカテリーナ・バジェノバ=ヤマサキ(Ekaterina Bazhenova - Yamasaki)によるフォト・ジン。 本書は、ヤマサキが色欲と現代社会における女性性について探求する3部作シリーズの第1巻として自費出版された。東京を中心に撮影された建設現場や人工的なモチーフと、プライベートな空間で撮影された女性のヌードを対比させた構成となっている。 70部限定。 3部セットの販売も行っております。- Title: Room #207Artist: Ekaterina Bazhenova - YamasakiSelf Published, 2018Softcover, 210 x 149 mm40 PagesPerfect BindingLimited edition of 70 copies, signed and numbered¥1,700 + tax
Can’t Pay You To Disappear by Thomas VANDENBERGHE
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ベルギー人写真家、トーマス・ヴァンデンベルグによるアーティストブック。愛と死、そして執着が交錯する濃密な関係を探求する本作は、ヴァンデンベルグが初期に取り組んでいたクリーンでミニマルなイメージから、近年のコラージュやプリントそのものへの物理的介入の試みまで、作家と写真との変化し続ける関係も同時に追っている。収録された写真はオリジナルの暗室プリントをスキャンしたもので、ほとんどが原寸大である。ユニークな製本方法は作品の世界観をうまく引き立てている。200部限定、絶版。-Title: Can’t Pay You To DisappearArtist: Thomas VANDENBERGHEAkina Books, 2016Softcover with flaps, French Fold Stab Strip Binding280 x 210 mm80 pagesText in EnglishLimited edition of 200 copies
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日本人写真家、木村和平による写真集。 本書は、木村が過去数年間にわたる写真制作の合間に、老舗のホテルやその周辺で自身のパートナーを撮影した写真から構成されている。木村はクラシカルなホテルが好きで、観光名所や郷土料理、風景よりも、ホテルのタイプで目的地を決めていた。 10代の頃、木村は写真を撮るよりも先にファッションに傾倒し、日本のジュエリーデザイナー、Shinji Nakabaによる鉄のリボンのチョーカーに心を奪われた。一見しなやかで肌触りがよさそうだが、触ってみると、緻密で切り裂くような冷たさがあり、その相反する性質の共存に惹かれたという。値段はそこそこしたが、木村は迷うことなく購入した。 好みが変わっても、木村はその鉄のリボンを手放すことなくずっと無条件に愛情を注いできた。長い髪、静かな背中、独特の気品と意志の強さ。木村はパートナーにその鉄のリボンと似た気質を感じている。 - Title: Iron RibbonArtist: 木村和平 (Kazuhei Kimura)Libraryman, 2024Hardcover 215 x 275 mm32 pagesText in EnglishFirst edition¥7,700-
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イギリス人写真家、ナイジェル・シャフランによる作品集。 ナイジェル・シャフランは写真家としてキャリアをスタートする前から、アイディアを書き留めたり写真を貼り付けるノート「ワークブック」を日常的に制作してきた。1984年から2024年までの間に収集し、想像し、スケッチし、記録してきたワークブックを通して、本書はシャフランの人生と作品世界を紹介する。一般的にこのようなノートはあくまで作品にいたるまでの過程として捉えられるが、本書を眺めていると、各々の作品は完全に独立したものではなく、すべてが過程の中にあることをはっきりと感じさせる。リンダ・ファン・ドゥールセンによる遊び心のあるデザインは、本書を「ファンブック」ではなく、初めてシャフランの作品を目にする読者にも魅力が伝わるような一冊へと昇華させている。 - Title: WorkbooksArtist: Nigel ShafranLoose Joints, 2024Softcover with a bookmark, Section-sewn 170 x 230 mm512 pagesText in EnglishFirst editionISBN: 978-1-912719-53-2¥11,000 -ナイジェル・シャフランアーカイブはこちらhttps://www.iack.online/collections/nigel-shafran-archives作家インタビュー「Artist Interview: Nigel Shafran」https://www.iack.online/pages/artist-interview-nigel-shafran-photographer
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日本人写真家、小林茂太による作品集。 本書は「個であるということ」という概念について思索すべく、アイスランドで約一ヶ月間行った旅の写真を収録。滞在中はテントを担ぎながら、原初的な移動手段である「歩行」で旅を続けたという。直感的に撮影された、スナップショットの延長線上にあるような写真の数々は、個人的な旅の記録としての側面をより色濃く反映している。 「これは、高山についての記録である。妻との間に子どもを授かった時、自分自身の中で何かが消えていくような感覚があった。何を考える訳でもなく、また何を考えられる訳でもなく、視線をただ窓の外に置いていた。漠然と「個」という事について考えていた。そもそもその定義にどのような意味があったのだろうか。 あるいは、世界と自分とを繋いでいるものとは何であったのだろうか。とにかく一人になる事で向き合った。 見知らぬ町の通りから霧でもやがかった山の道まで、目的地のない歩行を続けた。 白夜は時間感覚を狂わせ、慣れない野営は内と外の境界をあやふやにし、 GPSが示す道でさえ時に疑うようになった。そして、気がつくと思考するよりも先にシャッターを押していた。 言語の会話、誰もいない裏庭、テントを揺らす風、なんの変哲もない地面。次々に現れる些細な物事が、現実だと思っていた基準を変えていった」(作者ステイトメントより一部抜粤) - Title: CairnArtist: 小林茂太 (Shigeta Kobayashi)Self published, 2020Softcover, 150 x 220 mm192 pagesFirst edition of 300 copies