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Documenta X: The Short Guide; Kurzfuhrer
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1997年6月21日から9月28日にかけて、ドイツのカッセルで開催された第10回ドクメンタに合わせて出版されたポケット版ガイドブック。ドクメンタは1955年にカッセルでスタートした、4年もしくは5年に一度開催される大規模国際美術展である。この年、カトリーヌ・デイヴィッド(Catherine David)は、女性として初めてドクメンタの芸術監督に就任した。デイヴィッドは「未来を振り返る」というコンセプトを中心に据え、過去50年を批判的に振り返ると同時に、どのように進むべきか伝統的な前例がない未来を予言することを試みた。そして1945年、1968年、1976/77年など、社会的かつ文化的な大変動の鍵となる政治的な時代を指標に、芸術の政治的、社会的、化的、美的な探求機能を辿る展覧会となっている。その年のキュレーションやコンセプトをアーカイブする目的の公式カタログと比べるとボリュームは劣るとはいえ、240ページを通して出展作品や作家についての情報を網羅している。会場マップが付属。参加作家Vito Acconci/Robert Adams/Chantal Akerman/Pawel Althammer/Art & Language/Joachim Blank/Marcel Broodthaers/Chris Burden/Charles Burnett/Jean-Marc Bustamante/Mark Catteau/Stephen Craig/Richard Dindo/Stan Douglas/Marcel Duchamp/Ed van der Elsken/Walker Evans/Haroun Farocki/Peter Fischli & David Weiss/Dan Friedman/Jean Luc Godard/Dan Graham/Jordon Grandall/Ulrike Gosshart/Hans Haacke/Raymond Hains/Nigel Henderson/Jörg Herold/Christine Hill/Susan Hiller/Thomas Hirschhorn/Carsten Höller/Christine & Irene Hohenbüchler/Felix S. Huber/Internationale Stadt Berlin/Karl-Heinz Jeron/Jon Jost/On Kawara/Mike...
(Reprint) Parallel Encyclopedia #1 by Batia Suter
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*再入荷オランダとスイスを拠点に活動するアーティスト、バティア・スーター(Batia Suter)による作品集。本書は、ありとあらゆるイメージを蒐集、スキャンすることで膨大なアーカイブを構築する作者が、2004年から2007年にかけて制作したシリーズを収録。発見されたイメージを新しい文脈に直感的に紐付けることで、驚くべき反応と意義ある可能性を誘発することできるとスーターは主張する。本作では『パラレル百科事典(Parallel Encyclopedia)』のタイトル通り、本来なら直接交わることのなかったさまざまな本から引用されたイメージがおよそ600ページにわたり並べられている。2007年に出版され絶版となっていた人気作の復刻版。ページを捲るたびに想像力が飛躍する、この世の不思議と魅力が詰め込まれた宝石箱のような作品集です。-Title: Parallel Encyclopedia #1Artist: Batia SuterRoma Publications, 2021Hardcover, case binding288 x 218 mm 592 pagesText in EnglishReprint of the first edition¥9,000 + tax
Le Tapis (Fair Use) by Pierre Leguillon
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フランス人アーティスト、ピエール・ルギヨンによるアーティストブック。本作は、2015年にブリュッセルのアートセンター「WIELS」で開催された展覧会「The Museum of Mistakes:Contemporary Art and Class Struggle」で展示され、会場で配布された。作者が過去15年のうちに収集したコレクションから構成されており、それらの品々は複写されることで移動可能で軽く、持ち運びが可能な構造物へと変容している。その手段が持つ経済性と展示の自律性により、「The Museum of Mistakes」は、芸術のヒエラルキーを挫く、あるいは「脱階級化」を試みる展示モデルを提案した。作家のものであれ、鑑賞者のものであれ、展示されたイメージのものであれ、アイデンティティを分解することで、「The Museum of Mistakes」は、まず活動として描かれた美術の受容の条件を再考するよう私たちを誘う。そうすることで作者は、各個人が情報を発信し、受信する永久的なプロセスの中にある社会の中で、芸術の政治的機能を問うているのである。600部限定。-Title: Le Tapis (Fair Use)Artist: Pierre LeguillonRoma Publications, 2015Folded poster with an insert220 x 220 x 5 mmText in English¥4,170
Empty Nests by Atsuko Murano Abalos (Signed)
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日本人写真家、アバロス村野敦子による作品集。パリから電車でおよそ二時間、フランス北東部のライン川沿いに広がるアルザス地方は、山川に囲まれた美しい景観やワインの産地として知られている。またアルザス地方は湿地帯が多いことから、赤いくちばしをもつコウノトリ「シュバシコウ」がフランスで最も多く生息し、その幸せを運ぶ鳥としての伝承からも地方のシンボルとして愛されている。2019年にパリを目的地として渡仏したアバロス夫妻は、空き時間を利用してアルザス地方を訪れた。しかし季節は晩秋、子育てを終えたコウノトリたちはすでにより快適な冬を過ごすために暖かいアフリカ大陸へと渡っており、ふたりがアルザスで見かけたのは空っぽの巣ばかりであった。本書は、作者が街のさまざまな場所で見つけた「空(から)」のコウノトリの巣の写真が収録されている。作家によるサイン入り。-Title: Empty NestsArtist: アバロス村野敦子 (Atsuko Murano Abalos)LibroArte, Inc., 2021Hardcover, case binding177 × 256 mm52 pagesText in JapaneseFirst edition, signed by the artist¥4,400
Mémoires 1995 by Seiichi Furuya
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1995年4月1日から5月6日にかけてスイスのヴィンタートゥール写真美術館で開催された古屋の個展に合わせて出版された作品集。2冊目の『Mémoires』となる本書は、前作に収録された写真に加えて、東ベルリンやドレスデンで撮影された草花の写真や、ボスニア紛争難民のポートレートシリーズ、成長した息子光明のポートレートを、テキストを挟んだり章立てることなく、一冊を通して一連の作品となるように再構成。最初の『Mémoires 1978-1988』ではストレートな私写真物語的な印象が強かったが、本書から写真と執拗に対話を行い、再構成することで新たな作品に生まれ変わらせる当シリーズの特徴が色濃く現れる。「いつ、どこで、何が、どうして」- 答えのない問いは本書からさらに深化していく。-Title: Mémoires 1995Artist: 古屋誠一 (Seiichi Furuya)SCALO, 1995Hardcover with dust jacket, case binding222 x 175 x 18 mm159 pages Text in EnglishFirst edition ISBN: 1-881616-54-1
The Museum of Mistakes by Pierre Leguillon
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フランス人アーティスト、ピエール・ルギヨン(Pierre Leguillon)による作品集。 本書はルギヨンが主宰する「間違いだらけの美術館(MUSÉE DES ERREURS / THE MUSEUM OF MISTAKES)」に収蔵された、多岐にわたる作品群を紹介した初の作品集。2013年に作者がベルギー、ブリュッセルで始めたこの美術館は、巡回サーカスのようにさまざまな美術館を巡回している。展覧会が開催されていない時は、作品は作者の自宅、主にキッチンの食器棚に保管されている。ほとんどが物としての価値がほとんどない素材、例えば絵葉書、レコードスリーブ、大小のポスター、布、陶器、民芸品、子供の絵など種々雑多なもので作られている。本書には巡回展で飾るにはあまりにも小さかったり、壊れやすかったり、取るに足らないと判断されてきた作品に加え、このコレクションの様々な側面を示す日常的な街角の写真も収録。現代では、実質的価値も美的価値もないヴィジュアルカルチャーがソーシャルメディアやインターネットで共有され、キャプションがなかったり、間違ったキャプションが付くことも当たり前となっている。これらの作品を絶えず並べ替え再編成することによって、ありきたりの解釈を再検討し、近頃どの美術館でも提供されている文化的「プレタポルテ」のようなものをユーモアたっぷりに転覆させることを目指している。 - Title: The Museum of MistakesArtist: Pierre LeguillonEDITION PATRICK FREY, 2020Hardcover with dust jacket, case binding266 x 190 x 25 mm 244 pagesText in EnglishFirst edition¥7,400 + tax
La Visite Guidee by Sophie Calle (Signed)
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フランス人アーティスト、ソフィ・カル(Sophie Calle)による作品集。1994年3月27日から5月29日にかけてオランダのロッテルダム・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館で、カルの個展『Absence』が開催された。この展示ではウォークマンを使用した展示ガイドツアーが行われ、アメリカ人アーティストのローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)による音楽とカルが展示物について語る音声に合わせて、鑑賞者はカルの私物や自伝的なメモが散在する館内を歩いた。本書はその展示の特性を展示後の読者たちにも伝え残すべく、それらのオブジェとそれに付随するテキストをまとめたアーティストブックとして制作された。カルの私生活や作品に関する品々の写真とテキストで構成されており、展示同様アンダーソンの音楽とともに、カルが展示物について英語で話すオーディオCDが付属する。 1500部限定、サイン本。-Title: La Visite GuideeArtist: Sophie CalleMuseum Boijmans Van Beuningen, 1996Hardcover with an audio CD in a pocket, case binding177 x 251 x 9 mm43 pagesText in German, English and FrenchLimited edition of 1500 copies
Index by Yukihito Kono (Signed)
¥5,500
日本人写真家、河野幸人によるアーティストブック。これまでは撮影行為それ自体よりも、撮影後の編集作業や写真というメディア自体の物質性に着目してきた河野だったが、本作では初めて自身の撮影行為=身体性を中心に据えた作品制作を行った。「近年、我々をとりまく社会状況は加速度的に変化している。なかでも写真はその在り方がもっとも顕著に変化した領域の一つだ。かつてないほど多くの写真が世界中で撮影され、イメージは秒刻みで共有を繰り返されることで、本来の文脈を飛び越えてあらゆる場所に遍在する。もはや我々がイメージの世界に生きていることをわざわざ暴き出す必要すらないほどである。では現代における写真家の役割とは何か。当然、その言葉の意味や役割も再考されねばならないであろう。我々はイメージの領域に魅了されるあまり、いつの間にか目の前で起こっていることを蔑ろにしていたのではないだろうか。河野は本作でこれまでのアプローチから一転、写真撮影を眼前の風景を凝視する行為、写真をその結果/痕跡として残ったものとして捉え直し、古風とも言えるほどストレートに日々撮影を行った。それらの写真はダイレクトに自宅で印刷、製本され、アーティストブックとして纏められた」第三版100部、手製本。作家によるサイン、ナンバリング入り。-Title: IndexArtist: 河野幸人 (Yukihito Kono)Self published, January 2023 (First edition in 2019 / Second edition in 2022)Pigment inkjet print on Japanese straw paperSoftcover with with detachable dust jacket, glue binding182 x 257 x mm86 pagesThird edition of 100 copies, signed and numbered by the artist¥5,500 -
54°0′13.176″N 2°32′52.278″W by Véronique Rolland
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イギリス人写真家、ヴェロニク・ローランによるアーティストブック。本作のタイトル『54°0′13.176″N 2°32′52.278″W』は、イギリスの島々が目に見えないワイヤーによって正確な位置で本土に固定されていると仮定した場合の中心位置を示す座標である。ランカシャー州のボウランドの森の中で最も人里離れた場所にあるこの場所は、イングランド、ウェールズ、北アイルランドにおける特別自然美観地域のひとつに指定されており、ヘザーに覆われた泥炭湿原、古代の森、岩だらけの粗粒砂岩高原地帯、そしてその間を流れる川から構成されている。このプロジェクトは、この孤立した場所の本質を映像作品とフィールドワークに基づいたアーティストブックから捉えることで、現代の崇高さの概念における地図学や風景、そしてイギリス人と、ブリテン諸島の精神性に関する新たな対話を投げかけている。106部限定、作家によるサインとナンバリング入り。-Title: 54°0′13.176″N 2°32′52.278″WArtist: Véronique RollandJane & Jeremy, 2017Foil blocked cover and boxBox size: 148 x 210 mmBox contains:16 page introduction booklet20 page film still booklet2 fold-out concertinas3 postcards1 folded A3 posterText in EnglishFirst edition of 106 copies + 6AP's, hand numbered¥15,500 + tax
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デンマーク人ビジュアル・アーティスト、ニコライ・ハウルトによるアーティストブック。 『Fungi』は、肉眼ではほとんど捉えられないが、太陽光や酸素と同じほど地球上の生命に不可欠な領域を見つめる作品である。芸術的実験と科学的探究の交差点に立ちながら、ニコライ・ハウルトは複数種の菌類を自身の創作および写真制作のプロセスへと取り込む。これら謎めいた生物そのものが、作品の視覚的・物質的な結果に直接影響を及ぼす構造をつくり出している。 遮光された箱の内部で、ハウルトは選定した菌類の胞子を、未露光のアナログ写真印画紙の上に直接培養する。菌類は印画紙表面のゼラチン層を栄養源として成長し、感光乳剤の一部を侵食するが、その痕跡は暗室で現像されるまで姿を現さない。こうして生まれるのは、菌類自身によって生成されたフォトグラムのシリーズであり、紙の緩やかな劣化を通して、繊細な菌糸ネットワークが有機的な構成として立ち上がる。別のプロセスでは、胞子をシャーレ内で慎重に培養し、高解像度でスキャンすることで、通常は目にすることのない菌類の形態や色彩に満ちた、鮮やかな微視的世界を可視化する。さらにハウルトは、菌類を紙のように薄い層へと成長させ、数か月かけて自然乾燥させる試みも行っている。乾燥後に得られる脆く半透明なシートは、暗室において一点物の「菌類ネガ」として用いられる。 それぞれのイメージは、人間の意図と人間以外の存在による作用との静かな対話として立ち現れる。感光紙の上で短い生を生きた生命の痕跡、摂食と侵食によって刻まれた痕、成長と腐朽、存在と消失のはざまに生まれる、かろうじて留められた刻印である。菌類が生態系の均衡、医療、そして持続可能なイノベーションの未来において重要な鍵として認識されつつある現在、本書はハウルトの実験的作品群を、詩的かつ触覚的な一冊へと結実させている。デザインは数々の受賞歴をもつ Rasmus Koch Studio、作家モルテン・ソンダーゴーと菌類学者ヘニング・クヌーセンによるテキストを併録する。 Fungi は、科学的カタログでも植物学的図鑑でもない。菌類と、それらが生命や物質の形成に果たす役割についての、詩的かつ視覚的な思索である。標本の単なる記録に留まることなく、ハウルトは菌類を制作過程そのものへと組み込み、直接的で触知的、かつ共創的なかたちで芸術的探究を行っている。本作は科学と芸術の境界を横断し、実存的エコロジー、時間、写真の現象学、さらには菌類学の歴史に関わる問いへと接続する。変容と共存、イメージ生成のプロセス、そして生きた有機体がもたらす予測不能な美学についての省察である。 - Title: FungiArtist: Nicolai HowaltPublisher: Fabrikbooks, 2025Book Design: Rasmus Koch StudioText: Henning Knudsen, Associate Professor Emeritus of Mycology, Natural History Museum of Denmark; Morten SøndergaardPrint: Narayana PressFormat: Linen hardcover, rounded corners, coloured edges, leporelloSize: 165 × 225 mmPages: 160Plates: 84 +...