Preston is My Paris 2009-2019 by Adam Murray and Robert Parkinson
イギリスを拠点に活動する写真家/キュレーター/講師であるアダム・マレー(Adam Murray)と、同じくイギリスを拠点とする写真家、ロバート・パーキンソン(Robert Parkinson)による作品集。
本書は、2009年に発足したプロジェクト、『PRESTON IS MY PARIS』の10年間を追ったドキュメンタリー・ブック。日常生活や地域のアイデンティティ、主要な都心部から離れた場所で写真と文化が果たす役割などに関するテーマを研究するため、自主的に作品を作り続けた10年間を考察する。2009年7月、2人はイギリスのプレストンをテーマに、作品を広めるためにコピー機で印刷したZINEを用いてプロジェクトを開始した。それから10年を経て、写真という媒体に根付いたこのプロジェクトは、出版物だけでなく特定の場所のために作られたインスタレーション作品、ライブイベント、デジタルアプリ、教育、著作へと多面的に拡大した。
マレーは写真家のジェイミー・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)の教師であり、ホークスワースの代表作『Preston Bus Station』は、当時『Preston Is My Paris』プロジェクトの一環として制作されたフリーペーパーに掲載するポートレート撮影の依頼がきっかけで制作された。
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Title: Preston is My Paris 2009-2019
Artist: Adam Murray and Robert Parkinson
Dashwood Books, 2019
Softcover, 195 x 260 mm
240 pages
Limited edition of 500 copies
¥6,200 + tax
ストアブログ:「プレストンとバス停をめぐる2冊の写真集」