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国際的写真家集団「マグナム・フォト」候補生であり、2014年にグッゲンハイム奨励金を受けた経歴をもつアメリカ人フォトグラファー、グレゴリー・ハルパーン(Gregory Halpern)による作品集。 初期のアメリカ開拓者はカリフォルニアを黄金の国、豊かな地と呼んだ。現代においては、無計画に広がる街並みや複雑に入り組んだ道路、スラム街といった明らかな揶揄が含まれる一方で、その土地を簡潔に言い表すことは容易ではない。そこには、荘厳美やサイケデリア、自己破壊など全く異なる要素が併存しながらも、ある種の不思議な調和が生み出されている。どの土地においても矛盾や予測不能なことがあふれているが、カリフォルニアではひときわ極端な傾向にある。文化と歴史、美しさと醜さ、贖罪と絶望が並存し、超越的であると同時に無情なほどの脚光に晒されている本書は、ロサンゼルス東部の荒野の風景に始まり、西に進んだ先に臨む太平洋の景色で終わる。西方への旅とはたんに海への渇望をほのめかすだけでなく、アメリカ東部にいた初期の入植者たちが自明の運命と掲げながら全うした太平洋に至るまでの大掛かりな開拓史、言い換えればアメリカ発展の歴史をなぞらえている。本作で写真に収められている土地や人々、生き物たちは作者の被写体となる以前から存在しているが、フィクション、あるいはファンタジーのように一連の写真を構成・編集することによって、いびつなほどに膨れ上がった人口に耐え切れず、崩壊の危機に瀕しながらも淡々と続くカリフォルニアの日々の一場面として映し出されている。 - Title: ZZYZXArtist: Gregory HalpernMACK, 2016Hardcover, 240 x 290 mm128 pagesFirst edition, third printing¥6,750 + tax
Moonshine by Bertien van Manen
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オランダ人写真家、ベルティアン・ファン・マネンによる写真集。約30年にわたるプロジェクト『Moonshine』は、アメリカで禁酒法が施行された1920年代にウィスキーを密造していたことで知られる、アパラチア地方で撮影されたシリーズである。ファン・マネンは1985年にケンタッキー州、テネシー州、ウェストバージニア州のアパラチア地方を初めて訪れ、2013年まで定期的に鉱山労働者の家族を訪ねた。中でもファン・マネンは、ケンタッキーの山のトレーラーハウスで、夫のジュニアと子どもたちと暮らしていたメイビスという女性に惹かれた。ジュニアをガンで亡くし、炭鉱労働者の仕事を失い、再婚し、子どもたちの成長を見守るメイビスの人生を、ファン・マネンは崩壊しつつある炭鉱コミュニティを背景に描き出している。異なる背景を持つふたりが築いた友情と人のつながり、変化する文化と社会に立ち向かう家族の親密な生活、そして鉱山地域で生まれ育ったファン・マネンが自身のルーツに迫ったドキュメンターの名作として、本書は長く語り継がれていくだろう。-Title: MoonshineArtist: Bertien van ManenMACK, 2014Hardcover231 x 242 mm112 pagesText in EnglishFirst editionISBN: 978-1-907946-62-2¥11,000
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アイルランド人アーティスト、リチャード・モスによる作品集。リチャード・モスは1980年アイルランドに生まれ、米エール大学、英ロンドン大学などで美術や英文学を学ぶ。深い洞察と慎重な選択に基づいた撮影手法を通して、世界各地の紛争や災害をはじめとした現代社会の問題を写し出している。本作『INCOMING』では、現代における戦争、迫害、気候変動による数百万人の移住という、現代の主要な人道的/政治的窮状を探求する。作曲家のベン・フロスト(Ben Frost)と撮影監督のトレヴァー・トゥイテン(Trevor Tweeten)とのコラボレーションにより映像作品を制作したモスは、そのスチール写真を再構成することで本書を作り上げた。中東や北アフリカ、ヨーロッパを横断する難民や移民の旅は、30.3kmの距離から人体を検知できる新兵器級の軍事カメラで撮影されている。肌の色が見えないこのカメラ技術は、フレーム内の相対的な熱の差の輪郭だけを記録し、壮絶な環境での生き残りをかけた人間の儚い闘いの姿を前景化する。低体温症、死亡率、伝染病、地球温暖化、兵器の標的、国境監視、外国人恐怖症、無国籍者の「むき出しの人生」を文字通り、また比喩的に暗示するモスの軍用望遠カメラの使用は、その内部論理を明らかにする試みである。本書では、映像の物語の流れに沿って、米軍機が地上のIS陣地を空爆するシリア国内での戦闘のライブ映像から、リビア沖で救助ボートに乗り込む難民、闇に紛れてトルコの海岸沿いに集まる難民、サハラ砂漠を危険な旅をする難民、ジャングル難民キャンプの焼き討ちシーンのスチール写真が収録される。映像と同様、このアーティストブックでは、兵器カメラ技術によって媒介される最近の世界的出来事の断章を目撃すると同時に、この大作を創作する上での倫理的、技術的、物流的、美的問題に光を当てている。モスと哲学者のジョルジョ・アガンベン(Giorgio Agamben)によるテキストを合わせて収録。-Title: IncomingArtist: Richard MosseMACK, 2017Softcover, OTA-binding196 x 175 x 34 mm576 pagesText in EnglishFirst edition¥8,250 -
Omaha Sketchbook by Gregory Halpern
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国際的写真家集団「マグナム・フォト」候補生であり、2014年にグッゲンハイム奨励金を受けた経歴をもつアメリカ人写真家、グレゴリー・ハルパーン(Gregory Halpern)による作品集。 15年間に渡り、作者はネブラスカ州オマハで写真を撮り、アメリカの心臓部(ハートランド)に対して感じたことを、幾つもの解釈が可能であり重層的な意味が込められた叙情的なイメージとして表現してきた。2009年に画用紙のスケッチブックで作られた作品集を再現した本書では、各ページにコンタクトプリントがラフなコラージュでレイアウトされている。この土地を嫌悪しながらも惹かれてならないという、アンビバレントな感情が透けて見えるイメージからは、作者が不協和や思いがけない調和を楽しんでいることが伝わってくる。本作は、アメリカとそこに暮らす男性や少年、そしてその攻撃性、不完全さ、パワーの構造について省察した一冊である。 (ディストリビューター解説文より抜粋) - Title: Omaha Sketchbook Artist: Gregory HalpernMACK, 2019Softcover, 290 x 230 mm144 pages¥7,700 + tax
Ciprian Honey Cathedral by Raymond Meeks (Signed)
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アメリカ人写真家、レイモンド・ミークスによる作品集。 ミークスは写真や本のフォーマットを用いて、視覚、意識、理解の境界線を詩的に描き出した作風で知られている。本作では、そのまなざしをより身近なところに向け、物質的な環境や一番親しい人達を果たして本当に理解できるのかを精査している。これまで長らく作者は、我々が自分の身の回りの世界をどのように構築しているのか、自分を快適にしてくれるものや受け継いだもの、物質的な成功のしるしなどをどうやって持ち歩いているのか、植物や時を刻む置時計など様々なものを使ってどのように家を飾り付けているのかといったことに興味を持ってきた。偶然見つけた廃墟や手入れの行き届いていない芝生の中に隠されている、小さな罪に共通する手がかりを作者は探している。我々の自己中心的な現実における最も重大な問いは、知識と理解に関するものではないだろうか。早朝、まだ眠っているパートナーであり同じく写真家のアドリアナ・オルト(Adrianna Ault)を撮影している。 - Title: Ciprian Honey CathedralArtist: Raymond MeeksMACK, 2020Hardcover, 300 x 240 mm 96 pagesFirst edition, signed by the artist¥25,000 + tax
MacGuffin Issue Nº 5 – The Cabinet
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年2回刊行されるオランダのデザイン&クラフト誌、「MacGuffin」の第5号。「MacGuffin」は毎号身近な日用品をひとつ取り上げ、その歴史や知られざるストーリー、そしてアーティストたちによるヴィジュアルストーリーを掲載する。第5号となる本号は「キャビネット」を特集。DIYで製作された棚、セレブのクローゼット、気まぐれなカクテルバー、社会主義者のキオスク、クラシックなキューブなど、その魅力を紹介する。-Title: MacGuffin Issue Nº 5 – The CabinetArtist: VariousSoftcover, perfect binding280 x 210 mm232 pagesText in EnglishFirst edition¥3,000 + tax
MacGuffin Issue Nº10 – The Bottle
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年2回刊行されるオランダのデザイン&クラフト誌、「MacGuffin」の第10号。「MacGuffin」は毎号身近な日用品をひとつ取り上げ、その歴史や知られざるストーリー、そしてアーティストたちによるヴィジュアルストーリーを掲載する。第10号となる本号は「ボトル」を特集。大衆向けに製造された香水ボトル、ボトルに込められたメッセージ、火炎瓶のレシピ、セレブの冷蔵庫の中身、数世紀前の国産ボトルの不思議な色、ワイン業界に蔓延する人種差別をはじめとしたコンテンツを収録。-Title: MacGuffin Issue Nº10 – The BottleArtist: VariousMacGuffin,Softcover, perfect binding280 x 210 mm224 pagesText in EnglishFirst edition¥3,000 + tax
MacGuffin Issue Nº 11 – The Chain
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年2回刊行されるオランダのデザイン&クラフト誌、「MacGuffin」の第11号。「MacGuffin」は毎号身近な日用品をひとつ取り上げ、その歴史や知られざるストーリー、そしてアーティストたちによるヴィジュアルストーリーを掲載する。第11号となる本号は、チャームやチョーカー、手かせ、足かせなど、あるときは奴隷制度と苦しみの究極のシンボルであり、あるときは王族やラッパー、パンクロッカーたちのファッションアイテムとして、あるいは車や自転車をはじめとしたテクノロジーの要であったりと、最も矛盾したオブジェである「チェーン」を特集。-Title: MacGuffin Issue Nº 11 – The ChainArtist: VariousMacGuffin, 2022Softcover, perfect binding270 x 210 mm192 pagesText in EnglishFirst edition¥3,850 -
Transparencies: Small Camera Works 1971-1979 by Stephen Shore (Signed edition)
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アメリカ人写真家、スティーブン・ショア(Stephen Shore)による作品集。本書はショアの代表作である『Uncommon Places』(1982)制作時に、コダクローム・フィルムで撮影されていた未発表作品を収録。『Uncommon Places』の撮影の為にアメリカ各地を旅していた際、作者は35mmのライカも持ち歩いていた。大判カメラを主に使っていた作者にとって、本能の赴くままに直接的な表現が可能なライカはまたとない相棒だった。まだ10代の作者を写真に惹きつけたのもこの感覚で、35mmフィルムで撮ったイメージの持つ直接的な感覚を再現しようと、後に大判カメラでの撮影にも同じアプローチをするようになる。何年も経ってから当時のライカでの写真を見つけた作者は、その奇妙な雰囲気に驚かされたという。大判と35mmのアスペクト比との違いは、二つの音符の音の違いといってもいいほどだった。ライカで撮影された写真は、アメリカのありふれた光景と独特の雰囲気を同時に描き出し、フレームの外に広がる世界を示唆している。(ディストリビューター解説文より一部抜粋)初版本の最終ページに写真イメージをプリントしたものが貼り付けられており、余白部分には作家のサインが入った特別仕様版。小部数のみ入荷となります。-Title: TRANSPARENCIES: SMALL CAMERA WORKS 1971-1979Artist: Stephen ShoreMACK, 2020Hardcover, 300 x 310 mm192 pagesExclusive signed first edition¥10,000 + tax
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アメリカ人写真家、レイモンド・ミークス(Raymond Meeks)による作品集。本書は、成人を迎え間もなく大学進学のために家を離れるミークスの娘をテーマに制作された。雑木林や電話線、線路などのミークス家を取り囲む自然や環境風景と娘のポートレイトがモノクロームとカラーの穏やかなタッチで描き出されており、前作同様巧みなシークエンスでフォト・ストーリーが描き出される。袋状のページや柔らかな質感のカバーなど、最小限ながらも作品の繊細さを表現した秀逸なブックデザインが光る。マーク・シュタインメッツ(Mark Steinmetz)やロバート・アダムス(Robert Adams)のファンにもおすすめの一冊です。-Title: SomersaultArtist: Raymond MeeksMACK, 2021Hardcover, perfect binding, French fold245 x 174 x 12 mm72 pagesText in EnglishFirst edition¥6,000 + tax