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"wolfgang tillmans" に対して以下の商品が見つかりました。

Prospect 96: Photographie in der Gegenwartskunst

¥6,820

1996年3月9日から5月12日にかけてドイツのフランクフルト・シルン美術館(Schirn Kunsthalle)で開催された展覧会、「Prospekt 96. Photografie in der Gegenwartskunst」に合わせて出版された展示カタログ。「現代美術における写真表現」というタイトルが示すように、90年代も半ばに差し掛かりよりコンセプチュアルな写真が世界的に台頭したことで、改めて写真と現代美術における表現の文脈を整理する意図が見られる。キュレーションされた作家の並びや、当時の表現におけるトレンドに目を向けてみても面白い。収録作家Ajamu/Pep Agut/Dieter Appelt/Nobuyoshi Araki/Dominique Auerbacher/Aziz+Cucher/John Baldessari/Lewis Baltz/Oladélé Ajiboyé Bamgboyé/Ellen Brooks/Christopher Bucklow/Heinz Cibulka/Hannah Collins/Thomas Joshua Cooper/John Coplans/Gianluca Cosci/Gregory Crewdson/Hans Danuser/Lynn Davis/Max Dean/Thomas Demand/Stan Denniston/Rineke Dijkstra/Gerald Domenig/John Patrick Dugdale/Lukas Einsele/Jane Eisemann/Olafur Eliasson/Barbara Ess/Alan Fleischer/Michel François/Adam Fuss/Jean Louis Garnell/Gilbert & George/Akira Gomi/Paul Graham/Angela Grauerholz/Andreas Gursky/Robert F. Hammerstiel/Matthias...


WOLFGANG TILLMANS by Wolfgang Tillmans

¥0

ドイツ人写真家、ウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)による作品集。 本書は2012年から2013年にかけてスウェーデンとドイツで開催された、当時のティルマンスにとって過去最大規模となる展覧会で、インスタレーションの一部として会場に設置されていた。植物の写真群で幕を開ける本作には代表作を含むシリーズが余すことなく収録されており、ティルマンスにしては珍しいマットペーパーが新鮮な一冊。 - Title: WOLFGANG TILLMANSArtist: Wolfgang TillmansModerna Museet, Stockholm/Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen, Dusseldorf, 2012Softcover, 215 x 280 mm240 pages¥9,000 + tax


Neue Welt by Wolfgang Tillmans

¥0

ドイツ人写真家、ヴォルフガング・ティルマンスによる写真集。 ティルマンスは20年以上にわたり、同世代のアーティストの中でも類を見ないほど幅広い方法で写真というメディウムを探究してきた。友人たちを撮影したスナップショットから、カメラを使わず暗室で制作された抽象的なイメージ、さらにはコピー機を用いた作品に至るまで、彼は写真のプロセスを多様なかたちで限界まで押し広げてきた。 本書は、TASCHENから刊行された彼にとって4冊目の写真集であり、それまで数年間にわたり続けてきた写真というメディウムそのものへの自己言及的な探究から一歩距離を置き、レンズを外の世界へと向けた作品群で構成されている。ロンドンやノッティンガムから、フエゴ島、タスマニア、サウジアラビア、パプアニューギニアに至るまで、撮影地は多岐にわたる。ティルマンスはこの新たなフェーズについて、「カメラが自分に何をしてくれるのか、自分がカメラに何をしてやれるのかを試しているだけ」と簡潔に語る。その結果生まれたのは、世界各地の異なる場所で生きる「いま」の生活を、複数の視点と角度から捉えた、力強く唯一無二のヴィジョンである。彼はまた次のようにも述べている。「私の旅には目的地や明確な成果はない。あらかじめ決められた結果を探しているわけではなく、ただ、自分が生きているこの時代について何かを語りかけてくる被写体に出会えることを願っているのだ」 チューリッヒ美術館館長であるベアトリクス・ルフとティルマンスによる対談テキストも収録。 その後の現代写真の流れを決定づけた写真史における金字塔であり、最重要作品。 - Title: Neue WeltArtist: Wolfgang TillmansPublisher: TASCHEN, 2012Format: SoftcoverSize: 210 x 275 mmPages: 272Language: English / French / GermanEdition: First editionISBN: 978-3-8365-3974-6 Condition: Good/経年並みのキズ、染み、ヤケ、小オレ。


Truth Study Center by Wolfgang Tillmans

¥0

ドイツ人写真家、ヴォルフガング・ティルマンスによる写真集。 本書は、普遍的な真理を見出したいという私たちの欲望と、それが不可能であるというパラドックスを、皮肉を込めて参照するプロジェクトである。官能的なヌード・スタディから、金星が太陽面を通過する様子を捉えた天文学的イメージに至るまで、私的な視点と科学的・宇宙的スケールを横断するイメージ群が収録されている。 デジタル転向以前のティルマンスの実践を背景にしながら、写真を「真実」や「情報」として読むこと自体への問いを提示する構成。 ティルマンス本人による編集。絶版希少本。 - Title: Truth Study CenterArtist: Wolfgang TillmansPublisher: TASCHEN, 2005Format: SoftcoverSize: 225 × 300 mmPages: 200Language: EnglishEdition: First editionISBN: 978-3-8228-4640-7 Condition: Good/経年並みのスレ、キズ、ヤケ、シミ、小めくれ。一般的な古本コンディション。


Saturated Light by Wolfgang Tillmans

¥0

ドイツ人写真家、ウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)による作品集。ティルマンスは30年近くにわたり取り組んでいる代表作「Silver」を通じて、新たな抽象写真の世界を創造してきた。カメラを使った撮影は行わずに、暗室で光や感光乳剤を用いて印画紙を直接露光させて制作されたこのシリーズは、写真のプロセスの限界や表現の可能性について考察し、写真の持つ可能性を大きく拡張した。ティルマンスはこれらの作品を「まるでソリッドカラーのように汚れていて、不純で、鮮やかで、不安定で、くたびれていて、とらえどころがなく、不鮮明で、煌めいている」と描写している。 作品イメージに加え、2013年にドイツ・デュッセルドルフ「K21」でのインスタレーションの様子や、ロンドンの「Tate Britain」(2003)、ベネツィアビエンナーレ(2009)、ブリュッセルの「WIELS」(2020)で行われた「Silver」単体の展示風景など、展覧会という空間に置かれた「Silver」シリーズのイメージも多数収録。 -Title: Saturated LightArtist: Wolfgang TillmansWalther König, 2021Hardcover, 250 x 250 mm416 pagesFirst edition¥7,500 + tax


What’s Wrong with Redistribution? by Wolfgang Tillmans

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ドイツ人写真家、ウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)による作品集。2015年のハッセルブラッド国際写真賞受賞に際し出版された本書は、ティルマンス自ら設計を行ったテーブルを使用したインスタレーション・シリーズ、『Truth Study Centre』を収録。多岐に渡って活動するティルマンスの脳内を平面の地図に書き起こしたかのような作品であり、本書ではインスタレーションを俯瞰から撮影することによって、実際の展示では捉えられない視点からディテールや構成を観察することが可能となっている。より精密に細部を鑑賞できるように拡大鏡シートが付属しているところも面白い。-Title: What’s Wrong with Redistribution?Artist: Wolfgang TillmansHasselblad Foundation/Walther König, 2015Hardcover with dust jacket and a magnifying glass sheet, case binding248 x 292 x 33 mm320 pagesText in EnglishFirst edition¥6,500 + taxCondition: Very good as new*古書の状態についてMint: 新品未開封Very Good: 非常に良いGood: 古書として一般的なコンディション。経年変化による多少の傷や汚れあり。Acceptable: 特記すべき破れや汚れがあります。読むことを目的とする方向け。


Wolfgang Tillmans: Things matter, Dinge zählen

¥0

ドイツ人写真家、ヴォルフガング・ティルマンスによるアーティストブック。 ティルマンスほど、私たちの近過去を作品の中に端的に映し出す作家はほとんどいない。ドレスデンのアルベルティヌムでの展覧会「Weltraum」にあわせて制作された本書は、過去20年にわたる制作を歴史的変動のただ中で再編し、現代の視点から自己省察を行うユニークな試みとなっている。 本書は、1987年にドレスデンで刊行された所蔵カタログの抜粋と、2003年にテート・ブリテンのために制作されたカタログ『If one thing matters, everything matters』(初期作品の仮想的カタログ・レゾネ)を組み合わせることで構成されている。これにより、長年の実践を東西ドイツの過去と現在との対話に位置づけている。さらに、絶版となっていた二冊の復刊に加え、創作の初期を振り返り、その美学的・社会的な意味を今日的な視点から語る対談も収録する。 - Title: Things matter, Dinge zählenArtist: Wolfgang TillmansEditors: Dennis Brzek & Hilke WagnerPublisher: Walther König, September 2025Format: Softcover, perfect bindingSize: 210 × 297 mmPages: 312, with 600 colour illustrationsLanguage: German & EnglishEdition: First editionISBN: 9783753308197Price: ¥8,250 Article: 変容するイメージ、横断する領域──ヴォルフガング・ティルマンスと現代写真


Concorde by Wolfgang Tillmans

¥0

ドイツ人写真家、ヴォルフガング・ティルマンスによる写真集。 本書は1960年代に生まれ、いまなお人々を魅了する技術的ユートピアの象徴「コンコルド」を題材としている。未来的なフォルム、圧倒的な速度、そして耳をつんざく轟音──1969年の初飛行以来、その姿は人々の想像力を刺激し続けてきた。空を飛ぶ姿や離着陸の光景は、無料で目撃できる奇妙で壮大なスペクタクルであり、テクノロジーによって時間と距離を超えたいという人類の願望を体現するものでもある。ティルマンスは、日常の風景に現れるコンコルドを捉え、テクノロジーと人々の関係、そして現代社会の夢と矛盾を映し出す。全62点のフルカラー図版を収録した本書は、刊行以来版を重ねてきた名作であり、2025年の第6版刊行により再び入手可能となった。 「コンコルドはおそらく、いまだ稼働し完全に機能している60年代のテクノ・ユートピア的発明の最後の例である。その未来的な形状、速度、耳をつんざく轟音は、1969年の処女飛行の時と同じように、今なお人々の想像力をかき立てている。」― ウォルフガング・ティルマンス - Title: ConcordeArtist: Wolfgang TillmansPublisher: Walther König, 2025Format: SoftcoverSize: 190 × 240 mmPages: 128, with 62 full-page colour illustrationsLanguage: German & English (with text by the artist)Edition: 6th editionISBN: 9783960981671Price: ¥6,050 Article: 変容するイメージ、横断する領域──ヴォルフガング・ティルマンスと現代写真


変容するイメージ、横断する領域──ヴォルフガング・ティルマンスと現代写真

現代写真に関心を持つ人なら、一度はヴォルフガング・ティルマンスの名前を耳にしたことがあるだろう。 「現代写真はティルマンスに始まり、ティルマンスに終わる」 そういっても過言ではないほど、ティルマンスは90年代から現在に至るまで、常にその時代の視覚文化を更新し続けてきた。一時代を象徴する写真家は他にもいるが、常に時代と呼応し続ける存在は彼をおいてほかにない。 IACKは現代写真を中心に扱うことを掲げているにもかかわらず、長らく彼の作品集の在庫を欠いていた。そのことにぼく自身、違和感を覚えていた。そこで今回は、新たに入荷したティルマンスの作品集3点を通して、その魅力の一端に触れていきたい。 ヴォルフガング・ティルマンスという作家 ティルマンスと聞いて、まず何を思い浮かべるだろうか。 ユースカルチャーやセクシュアルマイノリティを扱った写真、天体のように配置されるインスタレーション、壁に直貼りされたプリント、暗室で生み出された抽象写真、デジタル写真の可能性を早くから提示した作品群、社会問題に直接向き合う活動、映像や音楽──。思い浮かぶ作品を列挙するだけでも、彼がいかに多彩で多作な作家かが分かる。 1968年ドイツ・レムシャイト生まれ。現在、ベルリンとロンドンを拠点に活動。英国ボーンマス&プール・カレッジを1992年に卒業した後、パープル誌などのファッション雑誌に現代美術家として戦略的に写真作品を掲載。壁に直接写真プリントを貼る独自のインスタレーション展示や、同世代の若者やカルチャーそしてセクシャルマイノリティに目を向けた作品などで注目され、2000年には写真を主な表現手段とするアーティストとしては初めてとなるターナー賞を受賞。カメラを通じて現代社会の様々な側面を切り取りながら芸術の可能性を追求している。近年は音楽活動や社会問題へのアクションにも注力。自身がディレクションを手掛ける写真集や展覧会カタログも精度が高い。(作家プロフィール:WACO WORKS OF ART ウェブサイトより) そして作品集は、ティルマンスの活動と切り離せない重要な表現形態だ。活動初期から今日に至るまで、印刷物は彼の核をなすメディアであり、今回入荷した90年代から今日にかけて制作された3冊からも、その特徴を確かに感じ取ることができる。 カタログとアーティストブックの垣根を超えて 『Wolfgang Tillmans: Nothing Could Have Prepared Us – Everything Could Have Prepared Us』(Spector Books、2025) 本書は2025年9月現在、パリのポンピドゥー・センターで開催中の展覧会にあわせて刊行された作品集であり、彼のキャリアを総括するような内容となっている。 ポンピドゥー・センターは1977年開館の世界有数の現代美術館だ。5年にわたる大規模改修工事を前に、ティルマンスは館内で自由にプロジェクトを行う権限を与えられた。その事実だけでも彼の評価の高さが窺える。彼は公共情報図書館(BPI)の2階全体を再構成する大規模インスタレーションを実現し、建築として、また知識の場としての図書館のあり方を問い直した。 本書はそのプロジェクトを余すところなく収録する。作品図版と展示風景を交互に展開し、空間をいかに自らのものとしたかを示す。さらに若手研究者による多様な論考も加わり、ティルマンスの仕事に新たな光を投げかけている。 カタログといえばカタログなのだが、ティルマンスの場合、展示記録として図版や展示風景、論考を収録した典型的な出版物としてのカタログは決して制作しない。そのどれもが、カタログというよりアーティストブックと呼ぶ方が自然である。 前回も述べたが、現代写真集の特徴のひとつに「写真集には作家の意思が強く反映され、構成されるべきである」という考え方がある。ティルマンスが単なる作品コレクションとしてのカタログを制作しないのは、カタログにおいても写真集のように作品としての側面を持つべきだと考えるからである。(1) このような考え方をいち早く示したのが、ティルマンスのキャリアを、そして90年代を代表する写真集のひとつ『Concorde』である。 『Concorde』( Walther König、2025) 『Concorde』は、1997年にロンドンのチセンヘール・ギャラリーで開催された展覧会「I didn’t inhale」にあわせて出版された。現在は運行を停止した超音速旅客機コンコルドを街中からの視点で捉えた本書は、論考やテキストを含まず、シンプルだが練り上げられた順序で写真が配置されている。単にシリーズをまとめた本ではなく、これ自体が作品として構想されている意図が窺える。 このような思想は、それまで出版されてきた、単なる作品コレクションとしての作品集やカタログに対するカウンターとして生まれたとも言える。しかしティルマンスにとって、カタログと写真集の垣根は存在しない。自ら編集・監修を徹底し、展示と同様の哲学を反映させることで、記録を超えた作品へと昇華している。 実際、ティルマンスの代表的な写真集を挙げようとすると、その多くが展覧会にあわせて制作されていることに気づくだろう。現代美術家ならともかく、写真家でありながら、写真集ではなくカタログが代表的になる作家は他にほとんどいない。しかもその理由が「写真集がないから仕方なく」ではなく、作品としての質の高さゆえにである。 今回のポンピドゥー・センターでのカタログも、カタログとしての機能、展示風景、図版、論考を収録しながらも、一冊のアーティストブックとしての完成度を備えている。 展示空間としての作品集 『Wolfgang Tillmans: Things matter, Dinge zählen』(Walther...


New Arrivals: 2021/05/18

例年になく早い梅雨入りとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。本日は先日入荷した新刊をご紹介いたします。---Saturated Light by Wolfgang Tillmans昨年行われた、新型コロナウイルスの影響下にある文化施設を支援するためのキャンペーン、「2020Solidarity」も記憶に新しい、写真家のウォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)による作品集です。本書は、ティルマンスが30年近くに渡り取り組んでいる抽象写真作品シリーズ、『Silver』に焦点を当てています。あまりにも抽象的で、初めて見る方はこれが写真だとは思わないのではないでしょうか。本作は実際にカメラを使った撮影は行わずに、暗室で光や感光乳剤を用いて印画紙を直接露光させて制作されています。カメラを使わずに写真を暗室で制作する伝統的技法をより大胆に拡張したこの実験の数々が、のちの世代に与えたインパクトは計り知れません。抽象写真は抽象絵画に比べてより化学的/光学的側面が強く、また僕たちは写真=記録物という前提を持っているため、時に何も映っていない写真の中にも景色や何らかのイメージを見てしまうという錯覚を利用している(?)ところも面白いです。ティルマンスに興味を持った方にはこちらの作品集「Today Is The First Day」もオススメです。写真家としての活動にとどまらず、舞台監督、ミュージシャン、アクティビストとして、社会と芸術に対して真摯に向き合い続ける作家としてのティルマンス像が浮かび上がります。大ボリュームかつ、お値段もお手頃なのも嬉しいです。商品ページはこちら。Außenprojekte / Projects For Outside by Isa Genzkenこちらはドイツ人アーティスト、イサ・ゲンツケン(Isa Genzken)による作品集です。ゲンツケンはハンブルグとベルリンの大学で美術を学び、その後ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)やゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)、ベルント&ヒラ・ベッヒャー(Bernd and Hilla Becher)、ベンジャミン・ブクロー(Benjamin H. D. Buchloh)らが教鞭をとるデュッセルドルフ芸術アカデミーに進みました。ミニマルな作風でデビューしましたが、のちに様々なメディアを使用した力強い作風へと変化します。本書は屋外で展開されてきたゲンツケンの彫刻作品、全42作を包括的に紹介。実際の制作以前の段階に行われるスケッチやコラージュ、図面に加え、作品が設置された際の記録写真も豊富に収録しています。実はゲンツケンとティルマンスは交流があり、2001年にはドイツのケルンに位置するルートヴィヒ美術館で協同のインスタレーション作品を制作しています。肩書きは違えど、両者の社会に対する姿勢やスケール感は、どこか通じるものを感じさせますね。彫刻という枠組みを超え、芸術作品を通して社会との対話を試みる作家の姿を是非ご覧ください。商品ページはこちら。Assemblage 6, Unlearning by Faye Toogood イギリス人アーティスト/デザイナーであり、ファッションブランド「Toogood」の共同設立者であるフェイ・トゥーグッド(Faye Toogood)による作品集です。

本書はワイヤーやボール紙、テープ、キャンバスなど、トゥーグッドのスタジオにある日常的な素材を使い制作された約300点の椅子やランプ、スツール、ソファーベッドなどの模型が収録されています。実際の作品が完成するまでにどのようなアイディアが生まれ、そして取捨選択の末に手放されているのか。本書では最も純粋な形で受肉化したアイディアの数々と、作家の舞台裏の試行錯誤の痕跡を追うことができます。シンプルに、ページをめくっているだけで面白いというのがまず最初に抱いた感想でした。最終的に形になった作品が全てなのか、それともコンセプトやそれまでのプロセスが作品なのかを問われている気もします。アイディア・ソースとしてもいい一冊です。プロセスという点ではオスロを拠点に活動するスヴェイン・ファンナー・ヨハンソン(Sveinn Fannar Jóhannsson)の作品集を、そしてオブジェとしてはどこかサイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)の彫刻にも似たものを感じました。 商品ページはこちら。Multiples, Inc. 1965-1992「Multiples, Inc.」は、現在ギャラリストとして Marian Goodman Galleryを営むマリアン・グッドマン(Marian Goodman)を含む5人によって1965年に設立された美術出版社であり、1966年から1992年に解散する30年近くもの間、20世紀で最も重要なアーティストたちのエディションを出版し、アート界に大きな影響を与え続けた。本書はニューヨークの「Marian Goodman Gallery」で開催された展覧会『MULTIPLES, INC. Artists & Photographs』に伴い刊行されました。「作品としての作品集」という考え方やアーティストブックに興味がある方には大変オススメな一冊となっております。こちらに関しては機会があればまた別記事でもご紹介したいと思います。「1960年代はマルチプル作品の時代であった。芸術作品は唯一無二のものではなく、新しい素材や現代の製造技術を用いて作られた複数のエディションが存在するものと考えられていた。エディション出版は芸術作品の低価格かつ民主的な流通を可能にし、アート界で今起きてることをより広くオーディエンスに伝えることができるようになった。1960年代にアメリカやヨーロッパから登場した多くの出版社の全てが活動を長期的に続けたわけではなかったが、「Multiples,...

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