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「PROVOKE 思想のための挑発的資料」presented by 二手舎

Installation view from Research - Progress - Practice #2「PROVOKE 思想のための挑発的資料」©︎IACK 2019

Research - Progress - Practice #2
「PROVOKE 思想のための挑発的資料」 presented by 二手舎
会期:6月1日(土)– 6月23日(日)
会場:IACK

この度IACKは「Research - Progress - Practice」シリーズの第2弾として、1960年代後半に出版されていた伝説的写真雑誌「プロヴォーク(PROVOKE)」の復刊を行った古書店、二手舎による企画展を開催いたします。

「プロヴォーク」は、1968年に美術評論家の多木浩二と写真家の中平卓馬によって発案され、そこに詩人の岡田隆彦と写真家の高梨豊が加わり創刊された同人誌です。第二号からは写真家の森山大道もメンバーとして参加し、第三号まで発行しましたが、1970年に刊行された総括集を最後にその活動を終え解散しました。 荒れた粒子、ノーファインダーによる不安定な構図、ピントの合っていない不鮮明な写真群は「アレ、ブレ、ボケ」と揶揄され、賛否両論を巻き起こし、ときには写真という枠を超えて大きなインパクトを同時代に与えました。

IACKが不定期で開催する「Research - Progress - Practice」シリーズは、展示者の作品制作におけるリサーチやその過程そのものを思考の痕跡という作品として捉え直し、展示する企画です。また二手舎が企画するプロヴォークに関する展示は台湾、東京に続き金沢が三度目の開催となります。会期中はプロヴォーク復刻版の販売のほか、メイキング映像や制作過程におけるマテリアル、当時出版されていた写真集やテキストの展示、そしてプロヴォーク参加作家の一人である森山大道のヴィンテージプリントの展示販売が行われます。

展示初日には二手舎代表の東方輝をゲストに迎え、プロヴォーク復刻版や二手舎の活動を紐解くトークセッションもございます。貴重な資料や展示物からプロヴォークの思想や当時の社会に触れながら、出版や古書のキュレーションを通した二手舎の思想や活動にもどうぞご注目下さい。

【トークセッション】
日時:6月1日(土)15:00 - 16:30 *時間は前後することがございます
会場:IACK
ゲスト:東方輝(二手舎)
参加費:無料。要予約
定員:10名程
参加希望者はinfo@iack.studioまで氏名、電話番号、希望人数を明記のうえお申し込みください。

二手舎
二手舎(ニテシャ)は東京を拠点に活動する古書店&出版社。写真集、美術書、アートブック、デザインなどのヴィジュアルブックが主な取り扱いジャンル。東京は完全予約制。2017年には台湾・台北市に支店「NITESHA BGTP」をオープン。
www.nitesha.com

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IACK
住所:石川県金沢市高岡町18-3
営業時間:12:00 – 19:00
会期中の営業日:水曜日-日曜日
お問い合わせ:info@iack.studio